セミリタイア(FIRE・早期退職)のタイミングと後悔・失敗例への疑問

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セミリタイア(FIRE・早期退職)のタイミングと後悔・失敗例への疑問 セミリタイア

 

50代でセミリタイア生活をはじめました。

ある程度の仕事も断続的に行っていますが、自分のやりたい事にかけられる時間は圧倒的に増えました。

 

 

会社に拘束されずに自分の時間を有効に使いたい と考える人にとって、セミリタイアはひとつの選択肢となり得ます。

やりたいことがあるのに、『会社に時間をとられているため、なかなかできないといった不満や、『このまま定年まで働いた後に、やりたいことをやる体力が残っているのかという不安を持っている方も多いと思います。

しかし一方で、『今セミリタイアをしてしまって本当に良いのか、後悔しないだろうか』という心配をしている方もいると思います。

 

そこで、ここではバケットリスト(死ぬまでにしたいことのリスト)と、それを実現するためのセミリタイアのタイミング、そしてセミリタイアでよく言われる後悔や失敗の例に対する疑問点などについて挙げてみたいと思います。

 

バケットリスト(死ぬまでにしたいこと)の実現 

自分が死ぬまでにしたいことをリストアップしたものを、『バケットリスト(Bucket List』と言います。

『死ぬまでにしたい100のこと』などとも言われ、それを書き留める専用のノートも発売されています。

バケットリストを作成すると、やりたいこと、あるいはそれをいつやるべきかが明確になります。

また、それを実現しようとする意欲や計画性も出てきます。

 

バケットリストの例

バケットリストに記載する内容やその数は、人それぞれ自由であり、日常的なことから実現のハードルが高い壮大なことまで、様々な項目が考えられます。

例えば、映画『最高の人生の見つけ方(原題はThe Bucket List(バケットリスト)』では、余命6ヶ月を宣告された2人が、

  • 見ず知らずの人に親切にする
  • 泣くほど笑う

といった身近なことから、

  • スカイダイビングをする
  • ピラミッドを見る

といった今までなかなかできなかったようなことをリストにしています。

そして、それを実現させようと人生最後の旅に出るというストーリーになっています。

最高の人生の見つけ方 [ ジャック・ニコルソン ]

バケットリストの作成方法

セミリタイアのタイミングを考えるためのバケットリストの作成例を以下に示します。

 

やりたいことの列挙

バケットリストの作成は、基本的には、死ぬまでにしたいことを書き出すというだけです。

『死ぬまでに』という言葉があると多少大げさになりますが、要するに、やりたいことを好きな数だけ書くということになります。

趣味、仕事、家族、健康など、いろんなことが考えられますが、まずは実現性が高いか低いかを考えずに、思うままに書き出します。

 

それぞれの項目の実施時期を設定

次に、リストの項目について、それを実施する時期を設定します。

リストの中には、『時間的にいつまでに実現しなければ意味がない』とか、『年齢的に何歳までがタイムリミット』といったものがあると思います。

 

例えば、体力的にハードなものは、年をとってからでは難しいですし、家族や親など、自分以外の人に関わることについては、その人の年齢や適正な時期も考慮する必要があります。

また、英語を勉強したいとか、本をたくさん読みたいといったことであれば、年をとってからでもできそうですが、それを何かに活かそうと思うのであれば、早い時期に実現させなければなりません。

このように、リストに書かれた項目を、いつまでにやりたいか、あるいはいつまでにやる必要があるかを、自分あるいは一緒に行動する人の年齢に合わせて設定していくことになります。

 

バケットリストに基づくセミリタイアのタイミング

バケットリストを作成し、以下のような視点で整理していくと、セミリタイアを行うタイミングが明らかになってきます。

 

セミリタイアの視点に基づく分類

実施する概ねの年齢ごとにバケットリストの項目を整理すると、「このまま会社にいたのでは、とても時間がとれない」あるいは、「定年まで待っていると、年齢的に実現が難しい」といった内容のものも出てくると思います。

そこで、やりたいことを実現するために、セミリタイアによって自分の時間を確保することが選択肢として考えられるようになります。

セミリタイアの視点でバケットリストを分類すると、以下の①~④のようになります。

①セミリタイアをするかしないかに関わらず実現可能なもの

②セミリタイアをしないと実現できないもの

③会社にいないと実現できないもの

④セミリタイアをするかしないかに関わらず実現が難しいもの

 

セミリタイアのタイミングの判断

上記の4分類のうち、

①セミリタイアをするかしないかに関わらず実現可能なもの

④セミリタイアをするかしないかに関わらず実現が難しいもの

については、バケットリストの実現性にセミリタイアが関係しませんので、ここでは置いておきます。

 

そして上記の4分類のうち、

セミリタイアをしないと実現できないもの

会社にいないと実現できないもの

の中で、セミリタイアを考える人は、②の分類に多くの項目が含まれることになっていると思います。

そこに③の要素がまったくないのであれば早い段階でセミリタイアをすべきと言えます。

 

一方、収入の面や、今の仕事の中でやりたいことであれば、会社にいないと実現できないこともあります。

そのように、②と③が混在している場合は、会社にいなければできないことを実現した段階で、セミリタイアを始めるのがベストのタイミングと言えます。

しかし、実際には会社でやりたいことをすべてクリアするだけで相当な時間を要してしまうことが考えられます。

 

そこで、会社にいなければできないことと、セミリタイアしなければできないことの中で、優先順位をつけることが必要になってきます。

優先順位をつけることにより、『ここまでやったらセミリタイアをする』というタイミングが見えてきます。

そして、セミリタイアの必要性や、セミリタイアして何をするのかといったことも、改めて認識できるようになります。

バケットリストを作成すると、今まで抽象的に考えていたことが整理され、どのタイミングで何をすべきかを明確化できるようになります。

 

バケットリスト作成の効果

バケットリストの作成は、やりたいことや、それをいつやるべきかを明らかにするのに有効です。

そして、セミリタイアを考える際に、どのタイミングで行うのが良いのか、あるいは、セミリタイアをすること自体が良いのかどうか、といったことも改めて認識できることになります。

さらに、今の会社に入って本当にやりたかったことは何だったのかを、もう一度思い出すきっかけにもなるのではないかと思います。

バケットリストは、セミリタイアのタイミングを迷っている人にとって、必ず役立つものになると思います。

 

セミリタイアの『失敗・後悔』の例で取り上げられる【問題点】に対する疑問

一方で、セミリタイアについて記載されている記事の中には、後悔失敗の例なども見られます。

確かに、どんなことであっても、人によっては後悔したり失敗だと感じたりすることはあるのかも知れません。

 

ただ、そういった記事のほとんどは、その人自身の体験ではなく、どこからか断片的に引っ張ってきた情報を基に空想で書かれているだけのものが多いように感じます。

そして、そういったところに書かれている失敗例などを見ると、これは本当にセミリタイアの問題なのだろうかと、疑問を持つものもあります。

 

『セミリタイアの問題点』?

セミリタイアの問題点として、以下のようなことがよく言われます。

 

【資金の不足】

  • 収入が不安定。
  • フリーランスや投資の収入が、当初考えていたよりも少ない、あるいは減少。

 

【人間関係】

  • 人付き合いの減少、社会とのつながりの希薄化。
  • 移住先の人間関係の不和。

 

【セミリタイア後の生活】

  • どういった生活をするかのイメージの不足。
  • セミリタイアの目的が不明確。 

 

問題点に対する疑問

実際に自分がセミリタイアを行っている立場で上述されているような問題点を見ると、「それはセミリタイアの問題ではないだろう」と思うことがほとんどです。

以下にその内容を見ていきます。

 

資金不足

この問題は、セミリタイアかどうかに限ったことではなくて、単に自身のライフプランをどう考えるか、ということなのだと思います。

定年まで会社に勤めていたからといって、資金不足にならないと言い切れるわけではありません。

むしろ、毎月給料が入ってくることに安心してライフプランを意識しないことの方が問題ではないかとも思います。

いずれにしても、永遠に給料を受け取れる生活が続くわけではないので、会社を辞めてからどう生きていくのかは、セミリタイアをする、しないに関わらず、考えておく必要があることだと言えます。

 

なお、セミリタイアを始める際、ほとんどの人は、今後生きていくための「お金」について試算をする筈です。

それにブレが出ることも当然考えられますが、そのうえで自分の意志でセミリタイアをしているのだと思います。

資金不足となった際には、生活水準を見直すとか、短期集中でバイトをするとか、その人なりに、柔軟に対応する意思を最初から持ち合わせているからこそセミリタイアを始めているのだと思います。

 

特にセミリタイアという言葉を意識しなくても、どの程度の収入があれば生活できるのかを計算し、それに合わせて時間的にゆとりを持つことのできる仕事に変えるのは、何も特別なことではありません。

その行動が結果的に『セミリタイア』とも呼ばれるものであった、というだけだと思います。

 

人間関係

人間関係については、果たしてセミリタイアの問題点でしょうか?

人付き合いが減る、社会とのつながりが薄くなる、ということは、定年前に会社を辞めた場合に限って起こることなのでしょうか??

当然そんなことはなく、普通に定年で会社を辞めた場合でも同じことは起こります

むしろ、定年後に急に会社以外のコミュニティに入るよりは、セミリタイアによって徐々に地域に関わっていく方が、やりやすいかも知れません。

少なくとも、これをセミリタイア特有の問題点として挙げるのは適当ではありません

 

また、移住先の人間関係がうまくいかないなどという話は、セミリタイアとは関係なく、まったく別の話です。

それは単に、引っ越した先の住環境の問題であり、その人がセミリタイアした人なのかどうかによって状況が変わるわけではありません。

それをセミリタイアの問題点だというは、大きな見当違いだと思います。

 

ついでに言うと、時々、地方移住の問題点として、人間関係の難しさを取り上げている例が見られます。

しかし、そうしたごく一部の極端な例を引き合いに出すのも、非常に疑問です。

確かに、極めて小さなコミュニティで成り立っている地域に突然移住するような場合には、大変なこともあると思います(あえてそういった場所を選ばなくても… とは思いますが)。

ただ、多くの場合は、普通の引っ越しと何も変わることはありません。

実際、自分も移住者の多い土地に住んでいますが、周りの移住者を見ても、特に移住だからと言って困っているようなことはなく、その場所でごく普通に生活しています。

 

セミリタイア後の生活

将来的な生活を十分にイメージできていないことや、目的が希薄ということについても、セミリタイアに限って起こることではありません

定年は自分の意志とは無関係にやってくるので、むしろ普通に定年を迎えた人の方が、急に何をしてよいのか途方に暮れてしまうということもあるのではないでしょうか。

どちらかというと、自分の意志でセミリタイアした人の方が、その後の生活のことを具体的に考えているとも言えるのではないかと思います。

 

また、セミリタイアの目的は、会社に拘束されずに自由に時間を使うことだけで十分だと思います。

その時間をどう使うかは、それぞれの趣味の話ではないでしょうか。

 

いずれにしてもこれらは、『普通に定年を迎えていれば問題ないのに、セミリタイアによってこうした問題が起こってしまった』という種類のものではありません。

 

誰もがセミリタイアを考える時代に

今はまだ、セミリタイアは少数派ですし、セミリタイアって何?と問われることもあるかもしれません。

しかし、すぐに、多くの人がセミリタイアを選択する時代になるのではないかと思います。

 

従来は、定年まで会社に勤めることが一般的であり、また、定年まで勤めることによって、老後に安心して生活できるような気もしていました。

ただ、定年まで勤めていたところで、安心した老後が送れることなど、誰も保障をしているわけではありません

場合によっては、定年後も別の仕事をしなければ、生活が危ういこともあり得ます。

 

一方、今すぐにでも会社の拘束から解放され、セミリタイア、あるいはアーリーリタイアをしたいと思っているのに、躊躇している人も多い筈です。

本人も、その周りの人も含めて、定年まで勤めなくては、という固定観念に縛られてしまうことは、まだまだあることだと思います。

しかし、これから定年を70歳にしようとする動きもある中で、従来通り、ほとんどの人が定年まで働くというスタイルが標準であり続けるとは思えません

それぞれの人が、自分のライフプランの中で、どのタイミングでセミリタイア、あるいはアーリーリタイアをするか、という選択をすることが一般的になっていくのではないかと思います。

 


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