『ふふ河口湖』の宿泊記です。
今回は、最上階(4階)の『梢プレシャススイート』を利用しました。
地元のホテルですが、ここは初めての利用となります。
ふふ河口湖
ふふ河口湖は、河口湖北岸の湖畔沿いの道路から少し入った場所にあります。
途中に案内サインなどもなく、ホテルの前の看板も控えめなので、少し分かりにくいかもしれません。
隣接する『久保田一竹美術館』を目指して行くのが良いと思います。
ふふ河口湖は、全32室の自然に囲まれたホテルです。
ホテルの敷地内あるいは館内や客室にも緑が豊富に取り入れられています。
ホテル内の主な施設は以下のとおりです。
- 客室
- ロビーラウンジ/テラス
- BARラウンジ
- スーベニール(売店)
- ガーデン
- レストラン山のは
- 大浴場
客室
客室は以下の6タイプがあります。
全室に温泉露天風呂が付いています。
- ふふラグジュアリープレミアムスイート
- ふふラグジュアリースイート
- 常盤木プレミアムスイート
- 梢プレシャススイート
- 木の花コンフォートスイート
- 木漏れ日スタイリッシュスイート
【ふふラグジュアリープレミアムスイート】
- 最上階(4階)の角部屋で、富士山を望む好位置にあります。
- ハンモックのある広いバルコニーや岩盤浴などが備えられています。
- 面積が約135㎡あり、ふふ河口湖の中では最上級の部屋となります。
- 4人までの宿泊が可能です。
【ふふラグジュアリースイート】
- 面積が約100㎡あり、ふふ河口湖の中では2番目に広い部屋です。
- 岩盤浴が備えられています。
- 4人までの宿泊が可能です。
【常盤木プレミアムスイート】
- 面積約85㎡の角部屋です。
- 4人までの宿泊が可能です。
【梢プレシャススイート】
- 面積約60㎡の最上階(4階)の部屋です。
- 部屋によって多少配置が違っています。
- 2人までの宿泊が可能です。
- 今回はこの部屋に宿泊しました。部屋の様子は後程紹介します。
【木の花コンフォートスイート】
- 面積約60㎡の2階または3階の部屋です。
- 部屋によって多少配置が違っています。
- 2人までの宿泊が可能です。
【木漏れ日スタイリッシュスイート】
- 面積約60㎡の1階の部屋です。
- 部屋によって多少配置が違っています。
- 2人までの宿泊が可能です。
- ふふ河口湖の中では、最も価格を抑えた部屋となります。
ロビーラウンジ/テラス
ロビーは、緑あふれた空間となっています。
チェックインは15時からですが、今回は14時ぐらいにホテルに到着したので、フロントで出してもらったお茶を飲みながらロビーでゆっくりとしていました。
夜のロビーラウンジも照明が控えめで雰囲気があります。
ただ、足元が少し見えにくくなりますす。
ロビーから続くテラスにもソファが配置され、緑もふんだんに取り入れられています。
夜は、このテラスで焚火が行われます。
ロビー棟と客室棟とを繋ぐ廊下は、半屋外的な空間となっています。
冬はこの廊下を通るのがかなり寒いです
また、この廊下も夜間の照明は控えめで足元は少し見えにくくなります。
BARラウンジ
ロビーの隣にはBARラウンジがあります。
営業時間は、17時00分~23時00分です。
今回は、夕食時に十分飲んだのと、部屋の冷蔵庫にもフリーのビールがあったため、BARラウンジの利用はしませんでした。
スーベニール(売店)
スーベニール(売店)は、客室で利用されているアメニティ類やカップ、タンブラーなど、オリジナルの商品を中心に販売しています。
館内着として利用されている着心地の良いルームウエアもここで販売されています。
ガーデン
ガーデンに出るためのルートが分かりにくいのですが、レストラン横のドアから出入りができます。
ガーデンにはテーブルやベンチなどが配置されており、夜には焚火が行われます。
冬は寒いので、夜に外に出るのは勇気が必要ですが、レストランなどからでも焚火の様子は眺めることができます。
レストラン 山のは
夕食・朝食は、レストラン『山のは』を利用します。
レストランに入るとすぐにオープンキッチンがあり、『見せる厨房』を意識したつくりになっています。
席はガーデンに向かって段状になっていて開放感がありますが、各テーブル間は仕切られているのでプライバシーが確保されるようになっています。
大浴場
大浴場には天然温泉(内風呂)とサウナがあります。
サウナは、男性がロウリュウ付きドライサウナ、女性がミストサウナとなっています。
浴槽はあまり大きくなく、露天風呂もないので、サウナを利用しないのであれば敢えて大浴場に行く必要性は少ないと思います。
ただ、大浴場前の廊下にはフリーのビール、コーヒー牛乳、麦茶、アイスなどがあるので、入浴後にこういったものを楽しめるのは魅力的です。
梢プレシャススイート
『梢プレシャススイート』は、ふふ河口湖の最上階(4階)に位置しているため、富士山や河口湖を眺めやすい条件にあります。
今回利用したのは、リビングとベッドルームが仕切られていないワンルームタイプの部屋です。
部屋にはBluethoothスピーカーやBlu-reyプレーヤーなどもあります。
ベッドはシモンズのダブルサイズが2台です。希望によってはツインにすることもできるということです。
また、部屋着とパジャマは別になっており、部屋着(羽織あり)は、レストランやロビーなどでも着用可となっています。
窓際のソファの横には、バイオエタノール暖炉が置かれており、フロントに連絡すると着火してもらえます。
ただ、この暖炉で温かさを感じるというものではなく、あくまで雰囲気的なものです。
部屋の入り口部分には、『起こさないでください』『お部屋を掃除してください』『集荷してください』というスイッチがあります。
『集荷してください』というスイッチは、部屋の入口横にある棚に使用したコップなどを入れておくと、ホテルの従業員と直接接することなく片付けをしてくれるというものです。
感染症予防の面でも、部屋でくつろいでいる時間に従業員と直接顔を見合わせないという面でも、使用後のコップなどが残ったままにならないという面でも、非常に良いシステムだと思います。
部屋の中のミニバーには、フリーのドリップコーヒー、お茶類、瓶ビール(2本)、ソフトドリンクなどがあります。
そのほか、有料のワイン、スパークリングワイン、ウイスキーなども揃っています。
コーヒードリッパーはストーンアートになっており、インテリアとしての面白さもあります。
ただ、使いやすさは微妙です。
洗面室には床暖房が入っています。
洗面室に置いてあるポータブルテレビは、浴室内で使うこともできます。
ドライヤーはダイソンです。
アメニティ類は、シャンプー、ボディーソープなど、すべてオーガニックのものを使用しています。
客室露天風呂は、洗面室から続くシャワールーム側からと、リビング側の両方から入ることができます。
露天風呂からも富士山を望めますが、浴槽に入ってしまうと目隠しのルーバー越しの富士山となります。
お湯は熱めですが、浴槽についている水栓を回せば水が出てくるので、適宜調整可能です。
浴槽の縁にある棚の上にポータブルテレビを置いて、ゆっくり、のんびり入ることができるようになっています。
食事
【夕食】
地元の食材を中心としたメニューとなっています。
黒毛和牛のロースト柚香焼きは、何の事前説明もなく突然火が上がりました。
それも演出なのでしょうが、アップで写真を撮っていたところだったので驚きました。
飲み物はスパークリングワインを頼みました。
アルコールを飲みながら食べるには十分すぎる夕食の量でした。
基本的にすべて美味しいのですが、結局、最後の釜焚き御飯にしみじみ美味しさを感じてしまいました。
なお、御飯が食べきれない場合は、おにぎりにしてもらうこともできます。
【朝食】
けんちん汁、納豆のグラタン、山芋、地養卵がこのホテルの定番の朝食メニューとなっています。
御飯、けんちん汁、山芋は、おかわりできます。
山芋・卵・塩昆布を混ぜて御飯にかけると、めちゃめちゃ美味です。
ホテル周辺観光
ふふ河口湖周辺の人気観光スポットです。
旅の駅(河口湖のおみやげ・特産品)
ふふ河口湖のスーベニール(売店)は、基本的にオリジナル商品の販売に限られていますので、いわゆる河口湖みやげを買いたい場合には、河口湖東岸の『旅の駅』に行くのがおすすめです。
旅の駅は店舗の規模も大きく、河口湖をはじめ周辺地域のおみやげや特産品も置いています。
河口湖音楽と森の美術館
河口湖音楽と森の美術館では、世界的に貴重なオルゴールや自動演奏楽器の演奏、また様々な音楽ショーやイベントを楽しむことがでます。
また、オルゴール作りやコスプレ体験などもあります。
割引チケットはこちら ⇒ 河口湖 音楽と森の美術館
河口湖猿まわし劇場
河口湖猿まわし劇場では、収容人数655名の全天候型劇場で猿まわしを鑑賞することができます。
劇場は冷暖房完備で、車いすやベビーカーでも利用できます。
割引チケットはこちら ⇒ 河口湖猿まわし劇場
その他【河口湖でのものづくり体験】
河口湖周辺には、ものづくり体験ができる施設も数多くあります。
詳しくはこちらを参照下さい ⇒ 河口湖ものづくり体験
ふふ河口湖の感想
自然や地域性を取り入れたナチュラルテイストのホテルといった印象です。
インテリアや備品にもこだわりが見られます。
比較的小規模で、ゆっくり落ち着けるホテルを望む人には向いていると思います。
夜にはテラスやガーデンで焚火が行われますが、冬はさすがに寒くて外に出るのは躊躇してしまいます。
ふふ河口湖を満喫するのは、気候の良い春か秋に利用するのがベストなのではないかと思います。
以上、ふふ河口湖の宿泊記でした。
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