地方移住におすすめのリゾートマンションの例/ 一人暮らしにも最適

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地方移住におすすめのリゾートマンションの例/ 一人暮らしにも最適 セミリタイア

近年、地方移住への関心が高まっています。

内閣府の調査によると、地方移住に関心を持つ理由のトップは、『人口密度が低く自然豊かな環境に魅力を感じたため』となっています。

一方、地方移住にあたって、『人間関係や地域コミュニティ』を懸念する意見も多く見られます。

人口密度の低い自然豊かな地域においては、面倒なコミュニティが存在するのではないか、と心配をしている人が多いことが伺えます。

 

そうした、地方移住に関心を持ちながら人間関係や地域コミュニティを懸念する人におすすめしたいのが、リゾートマンションです。

リゾートマンションは、自然豊かな環境に立地しているうえ、人間関係や地域コミュニティに関わることは少ないため、地方移住を考えている人には好都合な生活条件であると言えます。

また、新しい土地での『完全なる孤立』も程よく避けることができるため、一人暮らしにも適しています。

 

ここでは、地方移住におすすめのリゾートマンションについて、そのメリット、デメリットと、実際に自身が生活していた富士山麓のリゾートマンションの様子について紹介をしたいと思います。

 

リゾートマンションのメリット

自然豊かな環境に立地

リゾートマンションは、基本的に自然豊かな環境に立地しており、地方移住に関心を持つ人のニーズに適した条件にあります。

海が好きな人、高原が好きな人など、それぞれの嗜好に合わせた場所で気に入った物件を探すことも可能です。

 

中には、その建物自体が自然環境に対して景観阻害要因となっているようなマンションもありますが、そういった物件は長期的に見てもその土地の価値を下げるものになる可能性があるため、避けた方が無難だと思います。

マンションからの眺めとともに、その建物を含めた地域の環境が優れている物件を選ぶことが望まれます。

 

人間関係や地域コミュニティとの接点が少ない

リゾートマンションの場合、定住者が少なく、週末や長期休暇の時だけそこを利用する人が多いため、近所づきあいは基本的にありません

また、自治会や消防団、あるいは地域の行事・冠婚葬祭等への参加要請もありません。

近年は、リゾートマンションを移住や二拠点生活の場として利用する人も増えていますが、そういった人同士が利用しているマンションであれば、必要以上のコミュニティは不要であり、気楽に生活することができます。

 

施設や管理が充実

リゾートマンションでは、プール、大浴場、テニスコート、卓球台、フィットネスルームなどを有しているところが多く、日常生活の中で気軽に運動や趣味の機会を広げることもできます。

また、管理レベルやセキュリティも比較的高く、管理員は24時間常駐のところが多く見られます。

 

リゾートマンションのデメリット

バブル期に建設されたものが多く築年数が経過している

リゾートマンションの多くは、バブル期に建設されたものであり、築年数がそれなりに経過しています。

場所によっては、あまり利用されなくなってしまったリゾートマンションも存在し、中には管理が十分に行き届いていないところもあります。

そうしたマンションでは、管理費や修繕積立金に滞納が見られる場合もあるので、物件を探す際には管理状況に注意する必要があります。

 

一方、人気のエリアにあるリゾートマンションの場合には、年数が経過しても管理状態が良好なところが多く、管理費や修繕積立金が滞納されている物件は少ない傾向にあります。

特に近年では、移住や二拠点生活などでリゾートマンションを求める人が多くなっており、滞納金があった部屋でも、売却によって滞納が解消され、居住者が入れ替わっている例も見られます。

 

なお、築年数がそれなりに経過しているということは、手頃な価格で物件を入手できるということでもあります。

都心で同時期に建てられたマンションよりも、はるかに割安な物件を探すことも可能ですので、入手のしやすさという意味では、逆にメリットと言えるのかもしれません。

 

管理費が一般のマンションよりも高め

上述のとおり、リゾートマンションの場合には、一般のマンションよりも共用部の施設が充実しているため、管理費は高めになります。

管理費が不足すると、施設が劣化や故障により使えなくなり、資産価値が落ちてしまうので、それらの機能を維持するためには、管理費が高めになるのもやむを得ないところではあります。

 

ただ、例えば大浴場のあるマンションであれば、部屋の浴室を利用する頻度は極端に少なくなりますし、マンション内の施設も多くは無料で利用できるため、自分のライフスタイルに合ったマンションを見つけることができれば、管理費以上の価値を享受できる可能性もあります。

 

リゾートマンションの施設の例

ここでは、実際に自身が生活していた富士山麓のリゾートマンションの様子を紹介したいと思います。

このマンションの場合は、定住者がおよそ半数、あとの半数は、週末利用者や企業等の保養所などとして利用されていました。

 

富士山の眺望

冬の富士山

マンションからは、富士山が良く見えました。

部屋の位置にもよりますが、自分が住んでいたのは富士山側に窓がある部屋だったので、そこからは間近に富士山を望むことができました。

 

管理室、ロビー

管理室・ロビー

管理員は24時間常駐でした。

管理員室の前はホテルのカウンターのような形になっており、保養所として利用されている部屋の受付作業などもここで行われていました。

ロビーも広く、ホテルのように応接用のソファやテーブルが配置されていました。

 

サウナ付き大浴場、コインランドリー

サウナ付き大浴場・コインランドリー

サウナ付き大浴場は、夏期や年末年始、ゴールデンウイークの期間中は毎日利用でき、それ以外の時期は管理員の休みの日以外は利用することができました。利用は無料です。

コインランドリーは、マンションをリゾート利用する人が多いために設置されていたものですが、身軽に移住あるいは二拠点生活をしようと考えている人にとっても便利な機能です。

 

室内温水プール

室内温水プール

屋内温水プールは、夏期や年末年始、ゴールデンウイークの期間中は毎日利用でき、それ以外の時期は土日および休日に利用することができました。利用は無料です。

ビーチチェアも並んでおり、水の中に入らなくても、そこで本を読んでいるだけでも快適です。

 

プレイルーム

プレイルーム(ビリヤード、麻雀・囲碁・将棋等)

ビリヤード、麻雀、囲碁、将棋等の備品が準備されたプレイルームがありました。

ビリヤード台は2台あり、その周りにテーブル・イスなどが配置され、リゾート気分でビリヤードができるようになっていました。

ビリヤード台がある隣の部屋は和室となっており、そこで麻雀、囲碁、将棋等を行うことができます。

もちろん、麻雀、囲碁、将棋以外でも自由に使うことが可能です。

部屋の利用はもちろん、ビリヤード、麻雀、囲碁、将棋などの備品もすべて無料でレンタルできました。

 

ゴミ収集

ゴミについては、リゾート利用の人のために、可燃、不燃、資源のいずれについても、24時間いつでもマンションの収集場に出すことができました。

もちろん、お盆も正月も関係ありません。

収集の日まで家の中にゴミを置いておく必要がないため、とても快適です。

特に、人間関係や地域コミュニティを気にする人にとって、ゴミ収集のルールは気になるところだと思います。

収集場にいつでも出すことができるというのは、とてもありがたいシステムだと思います。

 

まとめ ~リゾートマンションは移住に対する抵抗が少ない~

地方移住に関心を持ちながら、人間関係や地域コミュニティを懸念する人におすすめのリゾートマンションについて、そのメリット、デメリットと実例を紹介しました。

 

新たな土地に住み、その自治会に新顔として加わるというのは、人によっては大きな抵抗を感じるものだと思います。

しかし、定住者が少ない、あるいは移住や二拠点生活といった外部からの人たちが多くを占めるリゾートマンションへの移住は、その抵抗を小さなものにします。

 

リゾートマンションに住むことを考えるだけでも楽しい想像が広がりますので、移住を検討している人は、自分に合った物件を探してみては如何でしょうか。


 

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