はいむるぶし オーシャンビュースイート(てぃだ棟)宿泊記/小浜島

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はいむるぶし オーシャンビュースイート(てぃだ棟)宿泊記/小浜島 旅行

 

沖縄県八重山郡竹富町小浜の『はいむるぶし』の宿泊記です。

10年以上前に訪れて以来、2度目の利用となります。

今回は、オーシャンビュースイートに宿泊しました。

 

小浜島への移動

はいむるぶしへは、飛行機で羽田空港から石垣空港へ、フェリーで石垣港から小浜港へ、そして小浜港からはホテルの送迎バスで移動しました。

 

飛行機

行き帰りの飛行機は、JALのクラスJを利用しました。

利用した飛行機のクラスJは、『JAL SKY SUITE Ⅲ』という国際線のビジネスクラス仕様のものです。

このシートは、漫画喫茶のような個室感覚があり、また、フルフラットにすることもできます。

羽田~石垣の約3時間のフライトも、ゆったりと過ごすことができました。

普通席よりも3,000円アップしますが、それだけの価値は十分にあると思います。

現在運航している羽田~石垣便のクラスJは、基本的に、JAL SKY SUITE Ⅲになっているようですが、これは圧倒的におすすめです。

 

フェリー

石垣島~小浜島の間は、フェリーで約30分です。

フェリーの種類は、乗るタイミングによって違い、小浜島に向かう時にはデッキに上がれない船だったのですが、帰りは2階デッキに上がることができる船でした。

デッキ上は風が強いのですが、青い海を見ながら風を受けるのは、最高に気持ちが良いです。

小浜港から はいむるぶし までの送迎バス

小浜港を降りると、はいむるぶしの送迎バスが待っています。

フェリーが到着する時間には、同じようにリゾナーレ小浜島の送迎バスも来ていますが、相当な勘違いをしない限りは、間違えずにはいむるぶしのバスに乗ることができると思います。

港からはいむるぶしまでは送迎バスで5分程度です。

はいむるぶし

ホテルの敷地は、中央にセンター棟があり、そこに各受付やレストラン、ショップなどの機能が集約されています。

それぞれの宿泊棟は、センター棟とは分離され、敷地内に分散して配置されています。

また、ビーチまでは、センター棟から1㎞程度離れています。

 

こうした敷地内を歩くのは大変ですが、ほとんどの人は滞在期間中にレンタルカートを使用します。

むしろ、はいむるぶしに宿泊する最大の楽しさは、レンタルカートで敷地内を移動することだと言っても良いと思います。

なお、レンタルカートは、滞在期間中継続的に借りる以外にも、必要な時間だけその場で借りるという方法もあります。

 

レンタルカートを借りたら、まずは敷地内を一周してみることをおすすめします。

 

オーシャンビュースイート

オーシャンビュースイートは、2020年2月にリニューアルオープンした比較的新しい部屋です。

海を西方向に眺める『てぃだ棟』にあります。

 

てぃだ棟

てぃだ棟には、オーシャンビューバススイート5部屋と、オーシャンビュースイート15部屋があります。

 

オーシャンビューバススイートは、屋外のテラス部分にバス(浴槽)が配置されています。

最初は、オーシャンビューバススイートを予約していたのですが、おそらく部屋で浴槽に入ることはないだろうと考え、多少料金の安くなるオーシャンビュースイートに変更しました。

なお、てぃだ棟には、オーシャンビューバススイートおよびオーシャンビュースイートの宿泊者だけが利用できるクラブラウンジがあります。
チェックインは、このクラブラウンジで行うほか、以下のようなサービスが無料で受けられます。

  • ティータイム(7:30~20:00)
    コーヒー、紅茶、ソフトドリンク、お茶菓子、アイス。
  • カクテルタイム(11:00~19:00)
    ビール、ワイン、リキュール、泡盛。
  • サンセットタイム(17:00~19:00)
    上記ソフトドリンク・アルコール類と共に、夕食前の軽いオードブル。

また、クラブラウンジに隣接して無料で利用できるランドリーがあります。

ランドリーは、洗濯機が3台、乾燥機が3台あり、洗剤も準備されています。

ただ、ランドリーは非常に狭いです。

他の空間が十分な広さを持っているのに、何故ここはこんなに狭いのか、というほど狭いです。

 

部屋

オーシャンビュースイートは、60㎡のワンルーム16㎡のテラスで構成されています。

リビングとベッドスペースの間には、ローボード(低い棚)が置かれているだけで、特に仕切られてはいません。

ちなみに、オーシャンビューバススイートでは、このローボードはなく、ロールスクリーンでリビングとベッドスペースを仕切れるようになっているようです。

ベッドは、幅140cmのダブルベッドが2台です。

それぞれのベッドの横に、コンセント付きの小さな棚があり、就寝中の携帯の充電には便利です。

リビングのソファは、2人では十分すぎるぐらいの広さがあり快適です。

なお、3~4名利用の際には、このソファをベッドとして利用することになります。

 

リビングには、小さなシンクと冷蔵庫、コーヒーマシンなどがあり、泡盛と梅酒の小瓶が置かれています。

冷蔵庫の中は、ペットボトルの水とシークヮーサージュースがそれぞれ2本、そしてオリオンビールが2缶入っており、どれも無料で飲むことが可能です。

しかし、初日に準備されている以降は補充がされません。

 

洗面所はガラスのカウンターで清潔感がありますが、水撥ねが目立つので、使うたびに綺麗に拭いていました。

浴室は、海に向かって大きく窓がとられており、開放感があります。

外から見えそうですが、基本的に窓側は人が通らないようになっています。

 

テラスには、ソファとハンモックがあります。

西向きなので、午前中は日が当たらず比較的涼しく過ごせます。

てぃだ棟の宿泊者は、朝食をバスケットに入れて部屋に届けもらうこともできるのですが、届けてもらった日は、このテラスを朝食の場としていました。

 

それぞれの部屋の前には、専用のレンタルカート駐車場があります。

なお、てぃだ棟の宿泊者には、1室1台のレンタルカートが無条件に用意されています。

 

部屋の清掃については、1泊ごとに清掃の要・不要を決められます。

清掃およびタオル交換を不要にすると、その日の分は、館内で利用できる4,000円の利用券をもらうことができます。

また、掃除はせずにタオル交換だけを依頼する場合には、2,000円の利用券をもらうことができます。

今回は、少なくともタオルだけは毎日交換したいと思い、タオル交換だけの日と、清掃を行う日を交互に設定しました。

タオル交換だけの場合には、使ったタオルをまとめて玄関のところに置いておけば、一式新しいタオルと交換をしておいてもらえるというものでしたが、夕方部屋に戻って来ても交換されていたことはありませんでした。

結局毎回、夕方にシャワーを使うために、自分で新しいタオルを取りに行っていました。

 

今回は、清掃無しの日は設定しませんでしたが、清掃・タオル交換無しで4,000円の利用券を貰えるのに対し、タオル交換を行うだけでそれが2,000円になるのは割に合わない感じもあります。

それならば、清掃までしてもらうか、清掃・タオル交換無しで4,000円の利用券をもらうか、のどちらかにした方が良いような気がします。

ちなみに、ランドリーが無料で使えるので、自分でホテルのタオルを洗濯するという手もあります。

 

食事

朝食券は、ブッフェダイニングを利用するか、バスケットに入れて部屋に届けてもらうかの他に、昼食に振り替えることもできます(ブッフェの料理を自分でテイクアウトボックスに入れて外で食べることもできます)。

昼食として利用できるのは、センター棟内にある『グリルダイニング』か、ビーチにある『海カフェ』です。

 

バスケットの朝食

バスケットに入れて部屋に届けてもらう朝食は、サンドウィッチ(パニーニ)、オニオン&ポテトフライ、サラダ、フルーツ、ヨーグルト、ジュース、ポットのコーヒー(または紅茶等選択可)と、レジャーマットが入っており、好きな場所で食べることができるようになっています。

ビーチで食べている人もいましたが、風が強くて大変そうでした。

見た目には、少し物足りないようにも感じますが、意外とボリュームがありました。朝食には十分な量です。

ただ、自分の場合もそうですが、朝からそんなに食べる習慣がないという人にとっては、朝食券は昼に代替するのが一番効果的な使い方ではないかと思います。

 

グリルダイニング

グリルダイニングは、夜は予約が必要ですが、昼は予約不要で比較的空いています。

昼に1回、夜に1回利用しましたが、夜はかなり混んでいました。

昼は、八重山アーサーそば(じゅーしー付)、ラフテーカレーのハーフサイズ、生ビールを頼みましたが、八重山アーサーそばは、他で食べたものより断然美味しかったです。

夜は、沖縄県産黒毛和牛バーベキューを頼みました。

良い肉を使っているという感じはありましたが、アルコール無しの食事メインの場合には、多少物足りないかもしれません。

ビールを飲むのがメイン! という場合には、ちょうど良いぐらいの量だと思います。

海Café

海Caféは、海を眺める抜群のロケーションにあります。

はいむるぶしに来たら、是非ここで食事をすべきと思えるような気持ちの良い場所です。

朝10時からオープンしているので、朝ゆっくり起きて、ここで朝食券を使って遅めの朝食をとるというのも良いと思います。

今回の滞在では、昼食で海Caféを2回利用しました。

1回目に頼んだのは、八重山産ガザミ(ワタリガニ) のトマトクリームパスタ、海カフェタコライス(スープ付)、グレープフルーツジュース、マンゴージュースです。

2回目に頼んだのは、海老とバジルのグリーンフェットチーネ、シーフードピッツァ、パインジュース、マンゴージュース、ブルーシールアイスクリームです。

どれも美味しかったのですが、シーフードピッツァはちょっと味が濃いかなという感じでした。

 

アクティビティ

今回、電動キックボードとバギーで島内を周りました。

 

電動キックボード

前回、はいむるぶしに宿泊した時には、原チャリを借りたのですが、今回は電動キックボードを借りて島内を一周しました。

なお、はいむるぶしでは、現在、原チャリのレンタルは行っていないようです(125㏄バイクのレンタルはあり)。

 

島内には、特別な見どころがあるわけではありませんが、青い海やさとうきび畑などを見ながら走るのは爽快です。

小浜島は、ほとんど自動車の通行がないため、一般の街中とは比べものにならないぐらいに快適に走行することができます。

 

ただ、今回電動キックボードに初めて乗ったのですが、バイクよりも不安定さを感じました。

小浜島の道路は、路面に凹凸がある場所も多く、そういった場所では、スピードを落とさないと転倒しやすくなります。

人口の少ない島だからこそ楽しめるアクティビティではありますが、バイクなどに乗り慣れていない人は、慎重に考えて利用した方が良いと思います。

バギーツアー

バギーは、一般的にはオフロードなどを走る車なのですが、ここでは小浜島の普通の道を走ります。

普通の道とは言っても、小浜島の道はそもそもそんなに立派なものではないので、オフロードに近いところもあります。

 

電動キックボードのように自分で自由に島内を乗り回すことはできず、インストラクターの後について走ることになります。

しかし、ほとんど初めて触れるような乗り物で公道を走るというのは、かなり新鮮で楽しい体験です。

車ともバイクとも感覚が違うので、車の通行がほとんどない小浜島でなければ、なかなかできないアクティビティなのかと思います。

排気ガスを直接的に受けることになるので、その臭いが少し気になりますが、個人的には電動キックボードよりもバギーの方が楽しいと思います。

はいむるぶしは南国リゾートの雰囲気を満喫できるホテル

はいむるぶしは、これぞ南国リゾートという雰囲気を味わうことができるホテルです。

海のアクティビティはもちろん、普通の街中では体験できないような島内のアクティビティも可能です。

非日常を味わうのに、おすすめできるホテルだと思います。


はいむるぶし/じゃらん予約

以上、はいむるぶしの宿泊記でした。

参考)オリオンモトブリゾート宿泊記

 


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