【寒冷地でおすすめの暖房】ガスファンヒーターにして良かったこと

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【寒冷地でおすすめの暖房】ガスファンヒーターにして良かったこと セレクト

寒冷地では冬季の暖房に石油ファンヒーターを使うことが多く、自分の場合も長年使用していました。

しかし、灯油の購入やファンヒーターへの給油など、手間や安全性の面で不満がありました。

これをガスファンヒーターに変えたところ、便利で安全なうえ、すぐに温まるという優れものでした。

 

ここでは、

  • 石油ファンヒーターとガスファンヒーターでは、どちらが良いか。
  • ガスファンヒーターを実際に使っている感想が知りたい。
  • ガスファンヒーターを設置するには、どうすれ良いか。

といった人に対し、ガスファンヒーターが非常に便利で安全であり、寒冷地の暖房に適したものであることを紹介したいと思います。

 

ガスファンヒーターに着目した理由

寒冷地に住んでいる人にとっては、冬の寒さは脅威です。

自分が住んでいる富士山麓も、標高が高いため、冬季は平気でマイナス10度以下の寒さになります。

エアコンでは到底暖かくならず、多くの家では部屋全体を暖める暖房器具として石油ファンヒーターを使用しています。

しかし、石油ファンヒーターに関しては、前述のとおり長い間、使いづらさを感じていました。

ファンヒーターにガスの製品があることも知っていたのですが、ガスは安全なのか、とか、そもそもガスファンヒーターを販売しているのを見かけない、などの理由で購入することを考えもしませんでした。

しかし、たまたま短期間だけ借りていたアパートにガスファンヒーターが配置されており、実際にそれを使ってみると、石油ファンヒーターに比べて良いことだらけであることに気が付いたのです。

以降、自宅に戻ってからは、石油ファンヒーターはすべて処分し、ガスファンヒーターへの切り替えを行いました。

 

ガスファンヒーターのメリット

実際にガスファンヒーターを使って感じるメリットには、以下のようなものがあります。

灯油を購入しに行かなくて良い

灯油を購入する手間が省けるのは大きなメリットです。

灯油の購入については、『寒い時期に出かけなければならない』、『タンクは大きくて重くて置き場所をとる』、『手が灯油臭くなる』、『つい買い忘れてしまうこともある』など、とにかく面倒でした。

これがなくなるだけでも、相当便利です。

ファンヒーターに給油する必要がない

ファンヒーターに給油する必要がないのも大きなメリットです。

石油ファンヒーターの場合、『一度ファンヒーターを切ってから給油しなければならない』、『うっかりすると灯油をこぼしてしまう』、『夜中や来客中でも平気で灯油切れになる』、『灯油が切れたらいちいち給油しなくてはならない』、『灯油のにおいが気になる』、『給油作業は寒いところで行わなければならない』など、これもとにかく面倒でした。

そもそも、家に灯油が入ったタンクがあるというのは、かなりうっとうしい存在です。

また、よく考えたら、とんでもない危険物が、わりと無防備な形で置いてあったわけです。

購入しに行かなくて良い、給油しなくて良い、というだけで、十分にガスファンヒーターに替えたメリットがあると思っています。

暖かくなるのが早い

最近の石油ファンヒーターは、着火時間が早くなってきていますが、それでもスイッチを入れてから温風が出るまでにしばらく時間がかかります。

その点、ガスファンヒーターは、ほぼスイッチを入れた瞬間から温風が出ます

石油ファンヒーターと比べたらスタートダッシュが断然早いです。

当然ですがエアコンなどとは比較になりません。

寒冷地の暖房器具として、これは最重要と言って良いかもしれません。

ガス漏れ防止機能があり安全

ガスファンヒーターを使う前までは、ガス漏れの心配があるのではと思っていたのですが、今のガス栓は安全機能が付いており、コードが外れてもガス漏れはしません

ガスの元栓を開けたままでコードを抜いても、ガスは出てこないようになっているのです。

ちなみに、古いガス栓の場合には安全機能がついていないものがありますので、キッチンなどで使用しているガス栓が古いものである場合は、いずれにしてもガス栓を替えてもらった方が安心です。

 

ガスファンヒーターのデメリットは、新たにファンヒーターのためのガス栓を設置する必要があることです。

ファンヒーターを置きたい場所の近くにガスの配管がある場合は、そこに分岐の口をつけるだけですが、近くにない場合は管を回して設置してもらう必要があります。

 

ガス栓の設置は、ガス会社に依頼する必要がありますが、新しく設置するガス栓は必ず安全機能が付いているため、安心して利用できます。

また、ファンヒーター自体には、転倒時のガス遮断装置や、不完全燃焼になる前にガスをストップする不完全燃焼防止装置がついており、その面でも安心です。

なお、ガス栓を設置してもらう費用は、条件により違うので一概には言えませんが、概ね1万円台程度であり、分岐だけであればもっと安くできます。

臭いがほとんどない

石油ファンヒーターにあるような、点火時や消火時の臭いがありません

ガスの臭いもほとんどなく、キッチンでガスを使う時と同様と考えて良いと思います。

空気が乾燥しない

これは、石油ファンヒーターも同様ですが、燃焼による暖房は水蒸気が発生するため、エアコンのように空気が乾燥しません

ただし当然ですが、石油ファンヒーターもガスファンヒーターも換気は必要です。

 

ガスファンヒーターのランニングコスト

ガスファンヒーターと石油ファンヒーターにかかるガス代および灯油代の比較について、ネットにも様々な情報が載っていますが、結構バラバラなことが書いてあります。

結局、条件によって違うので一概に言えないということになってしまいますが、実際に使っている感覚としては、ガスの方が多少高いぐらいかと思います。

しかし、それ以上にガスファンヒーターにすることのメリットが大きいと感じています。

プロパンガスの場合は、もう少し割高になる可能性はあります。

しかし、最近はガスについても、電気のように会社やプランを選べるようになってきているので、今よりも安くなる条件を選択することはできると思います。

プロパンガスの料金を節約したい方は、『一般社団法人プロパンガス料金消費者協会』で節約方法を調べてみることをおすすめします。

 

ガスファンヒーターの選び方

ガスファンヒーターは、主にリンナイノーリツの2社で製造されています。

ガスファンヒーターを一般の店舗で見かけることはほとんどないと思いますが、ガス会社に行けば、そのガス会社の名前の製品が展示されていると思います。

しかし、ガス会社の名前で出している製品も、結局はリンナイかノーリツのどちらかで製造されたものであり、実質的には、この2社の製品からの選択となります。

ガス会社は、ガスの利用を増やす一環としてファンヒーターを取り扱ってはいますが、ファンヒーターを販売するのが本業ではないので、値引きも限られてしまいます。

基本的に、ガスファンヒーターの購入は、ネットが定番といえます。

自分の場合も、ガス会社を見て回った後、結果的に2台のガスファンヒーターをネットで購入しています。

やはり、ネットからの購入の方が圧倒的に安く、正直、ガス会社の人も、そう言っていました。

 

ネットで購入するといっても、初めてガスファンヒーターを購入する場合には、どれにしようか迷うと思います。

実際に購入・使用している立場から、製品の選び方を整理しましたので参考にしてください。

メーカーの選択

リンナイもノーリツも、同様のスペックであれば性能に差は感じられません

自宅で使用しているのは、適応畳数が最大のものとなる以下の2製品です。

・リンナイ 木造15畳、コンクリート21畳用(RC-U5801E)

・ノーリツ 木造15畳、コンクリート21畳用(GFH-5802S)

左がリンナイ、右がノーリツ

左がリンナイ、右がノーリツです。ノーリツの方がやや大きめです。

 

最初にリンナイの製品を購入して、ガスファンヒーターの良さを改めて確認した後、2台目はノーリツの製品を購入しました。

単純に、その時々の金額を見て、安い方のメーカーのものを購入した結果、両者の同じスペックのものが並んだという状況です。

家の中の2ヶ所で使用しているので、2つの製品を入れ替えて配置したりもしますが、暖房の機能上は、特に違いは感じられません。

そのため、どちらのメーカーにするかは、買うタイミングで安い方を選択するということで問題ないと思います。

都市ガスかプロパンガスかの確認

都市ガス用とプロパンガス用で製品が違うので、注意してください。

また、都市ガスの場合、使っているガスの種類が12Aまたは13Aであることの確認が必要です。

現在、国内の都市ガス会社のほとんどは、12Aか13Aを使用していますが、まれに、それ以外のガスを使用している地域もあります。

そのため、自分が契約しているガス会社に、12Aまたは13Aのガスを使用していることを確認する必要があります。

仮に、12Aまたは13Aに該当しないガスを使用している場合は調整が必要となるため、事前にガス会社に相談が必要です。

なお、以下のガス会社と契約をしている場合には、12Aまたは13Aのガスを使用していますので問題なく使用できます。

【東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・京葉ガス・西部ガス・北陸ガス その他多くのガス会社】

ガス栓の確認

上述のとおり、古いガス栓の場合には接続できないため、ファンヒーターが接続できるように交換してもらうか、新たに設置してもらう必要があります。

なお、ガスファンヒーターに直接接続できるガス栓は、コンセント型になります。コンセント型は下の写真のような形です。

コンセント型

 

ガスコードのガス栓への接続部は下の写真のような形になっています。

ガス栓への接続部

新しく設置してもらう場合には、ガスファンヒーター用のガス栓を設置してもらうようにすれば問題ありません。コンセント型以外の場合は、専用プラグを付けることで使用できる場合もありますので、ガス会社に確認してみてください。

対応畳数の確認

ガスファンヒーターの対応畳数は、基本的に以下のように分類されます。

・50号:木造15畳まで、コンクリート造21畳まで

・35号:木造11畳まで、コンクリート造15畳まで

・20号:木造7畳まで、コンクリート造9畳まで

基本的には使用する部屋の広さに合わせて機種を選ぶことになりますが、寒冷地の場合は余裕を持った大きさにすることが望まれます。

石油ファンヒーターや、他の暖房でも同じですが、メーカーが表示している適応畳数は、あくまで標準的な数値です。

寒冷地では、ここに示された数値以上のパワーが求められます。

購入する際に、小さめの機種を選んでしまうと、結局、他の暖房も使うことになり、かえって不経済になることも考えられます。

実際に、自分の場合は、使用する部屋の広さのワンランク上の機種を選んでいます。

使用している2ヶ所は、それぞれ木造で10畳ぐらいの広さですが、共に木造15畳までの機種を使用しています。

とにかく、寒冷地に住む人間にとって、寒さは脅威なので、そこは中途半端に控えめにしない方が良いと思っています。

ガスコードの長さの選定

ガスファンヒーター本体とガス栓をつなぐガスコードは、本体とは別売になりますので専用のものを購入してください。これもネットで購入可です。

コードの長さは、一般に0.5m~5mの範囲のものがありますが、短かすぎると少し動かすだけでも不便ですし、長すぎると邪魔になり、足に引っ掛かる危険もあります。

コードは、ガス栓とファンヒーターを置く位置関係で決めることになりますが、特に配置場所を大きく動かす必要がない場合は、1~2m程度が使いやすいと思います。

下の写真は、ガスコード1.5mの場合の例です。

ガスコード1.5m

まとめ

寒冷地の暖房に適したガスファンヒーターについて紹介しました。石油ファンヒーターなどの他の暖房器具よりも多くのメリットを感じられますので、導入を検討する価値は十分にあると思います。


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