富士五湖観光の人気ホテル『鐘山苑』の宿泊記です。
鐘山苑は、『プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選』で毎年上位にランクインしているホテルです。
今回は、鐘山苑の中でも、4階、5階に配置された特別フロア『別墅然然(べっしょささ)』に宿泊しました。
鐘山苑
鐘山苑は、富士山を眺望する温泉露天風呂や約2万坪の庭が特徴的なほか、料理の評価も高いホテルです。
年に1回ぐらい利用していますが、今回は庭園の紅葉が美しい秋に行きました。
下が庭園の写真です。
ホテルは河口湖と山中湖の間の富士吉田市内に位置し、『道の駅富士吉田』の北方向1.5㎞程度の距離にあります。
別墅然然
別墅然然(べっしょささ)には、3タイプの部屋があり、いずれも客室に露天風呂が付いています。
・瑞穂(2~3名定員)
・福地(5名定員)
・明見(2名定員)
そして、鐘山苑の中でも、別墅然然に宿泊している人だけが利用できる専用ラウンジが4階にあります。
なお、1階には別のクラブラウンジがあり、そこは別墅然然の宿泊者のほか、鐘山苑の貴賓室および燦里(さんり)の宿泊者(いずれもハイグレードの部屋の宿泊者)だけが利用することができるラウンジとなっています。
今回宿泊したのは、別墅然然の瑞穂です。
部屋
別墅然然の瑞穂は、リビング、ベッドルーム、洗面所、シャワールーム、露天風呂、クローゼット、トイレで構成されています。
部屋からは、やや斜め方向に富士山が見えます。
部屋の露天風呂からも同じ角度で富士山が見えますが、浴槽に入ってしまうと、目隠しのルーバー越しの富士山になります。
リビングは座卓ではなく、イスとテーブルです。
部屋食なので、ここに食事の準備をしてもらうことになります。
寝るのも布団ではなくベッドです(シモンズ社製)。
洗面所を挟んで露天風呂とシャワールームがあり、シャワールームで体を洗ってから洗面所を超えて露天風呂に入ることになります。
露天風呂とシャワールームが繋がっていた方が使いやすいのでは、と思えるのですが、何故か中間に洗面所を挟みます。
部屋にはネスプレッソが用意されていましたが、ラウンジに行けば飲み物が自由に飲めるので、部屋のコーヒーは一度も飲みませんでした。
室内着は、浴衣・作務衣・パジャマ・バスローブがあります。
浴衣と作務衣は、部屋の外に着て行っても大丈夫です。
パジャマは地元の甲州織りのもので、非常に着心地が良いです。
夕食は下の写真のとおりです。
デザート(水菓子)は写真を撮り忘れてしまいました。
朝食は下の写真のとおりです。
和食か洋食を選べます。これは和食です。
ラウンジ
ラウンジは、前出のとおり4階の別墅然然専用のラウンジと、1階のクラブラウンジが利用できます。
4階の専用のラウンジは、別墅然然の宿泊者だけが利用する場所なので、3テーブルぐらいの広さですが、コーヒー、ジュースなどを自由に飲むことができます。
また、夕方6時までは、ワインも飲むことができます。
マッサージチェアが1台置いてあり、これも自由に使うことができます。
1階のクラブラウンジは、別墅然然だけでなく、貴賓室および燦里の宿泊者も利用できるので、4階の専用ラウンジよりも大きく、30人ぐらいは入れそうな広さがあります。
空港のカードラウンジのような雰囲気です。
ここでも、コーヒー、ジュースなどのほか、夕方6時までは、ワインも飲むことができます。
こちらにはマッサージチェアが2台置かれており、1泊の間に何度も利用しました。
このラウンジで過ごしているだけでも十分なぐらい快適な場所です。
ちなみに、クラブラウンジに置いてあったマッサージチェアは、パナソニックのリアルプロです。
鐘山苑を十分に楽しむ方法
上述のとおり、部屋やラウンジでゆっくり過ごすだけでも十分なのですが、鐘山苑ではそのほかに、広大な庭園の散策や男女日替わりの富士山を望む屋上露天風呂、太鼓ショー・ビンゴゲームなど、いろんな楽しみ方があります。
そこで、こうしたホテルのサービスをできるだけ満喫したいという人は、チェックインの時間よりも少し早めにホテルに入ることをお勧めします。
チェックインの時間までは部屋に入ることはできませんが、庭園の散策は可能です。
庭園散策だけでも1時間ぐらいは要しますので、庭を見て回りたいという人は、チェックインの前に庭園観賞を行い、チェックイン後は建物内でゆっくりするというのも一考です。
鐘山苑『燦里(さんり)』の宿泊記はこちら
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