計画的にセミリタイアした人が会社を辞める前にしたこと/FIREブログ調査

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計画的にセミリタイアした人が会社を辞める前にしたこと/FIREブログ調査 セミリタイア

セミリタイアは、何らかの収入源を確保しつつ、自分の時間を優先して生活するといったライフスタイルです。

セミリタイアを始めた人の中には、仕事を辞めたい気持ちが先行し、結果的にセミリタイアとなったという例もあります。一方で、計画的に資産を形成し、目標金額に達した段階でセミリタイアに移行したという例もあります。

 

ここでは、セミリタイアをテーマに運営されているブログを調査し、計画的にセミリタイアを行った人が会社を辞める前に行ったことについて整理しました。

 

計画的にセミリタイアした人が会社を辞める前にしたこと

計画的にセミリタイアした人が会社を辞める前に行った主な項目を挙げると、次のようになります。

  • 貯蓄
  • 情報収集
  • セミリタイア後の収入源の準備
  • 退職準備
  • 家族等との話し合い

以下に具体的に見ていきます。

 

貯蓄

セミリタイアを始めるにあたって、まず必要なのは貯蓄となります。

多くの場合、セミリタイアを目指した段階で貯蓄の目標額を設定し、貯蓄のペースを上げるための努力がなされています。

具体的には、支出を見直して抑制する、資産運用により貯蓄を増やす、副業により収入を増やす、といったことが挙げられます。

 

支出については、毎月決まって必要となる固定費を見直すことが大きな効果につながります。

固定費には、住居費、水道光熱費、通信費、保険料、自動車関連費用などのほか、サブスクの費用などがあります。

これらは、引っ越しや各種契約プランの見直し、必要性の再考などにより支出抑制が期待できます。

 

また、セミリタイアに伴い、地方に移住する例も見られます。

地方移住は、支出抑制という意味もありますが、会社を辞めるのであれば、そもそも今の場所に住む必要がなくなるといったことにもよります。

例えば、自然豊かな場所が好きな人にとっては、住みたい場所に住めるうえに居住費も安くなり、二重のメリットを得られることになります。

むしろ、好きな場所に住むためにセミリタイアを選択するといった例も少なくありません。

 

資産運用については、目標額達成のためだけではなく、セミリタイア後の収入源にもなることから、セミリタイアを意識した段階から開始する例が多く見られます。

 

副業については、セミリタイアを始めるための貯蓄を増やすという目的ももちろんありますが、セミリタイア後の収入源として続けられるというメリットもあります。

実際、副業を行っていた人の多くは、セミリタイア後にもその副業を続けています。

円滑にセミリタイア生活に移行するために、副業は非常に有効なものとなっています。

 

情報収集

情報収集は、貯蓄・資産運用といったお金に関するもの、あるいは既にセミリタイアをしている人の体験などに関するものなどが参考にされています。

情報源は、書籍、ブログ、YouTubeなどとなっています。

 

お金に関する情報としては、セミリタイアを始めるにあたっての金銭的条件貯蓄の増やし方・運用方法、あるいはセミリタイア後の仕事・収入源などが参考にされています。

また、既にセミリタイアした人に関する情報としては、セミリタイア後の生活状況や セミリタイアして良かったこと、後悔していること、あるいは実際の経験に基づく考え方などが参考にされています。

 

セミリタイア後の収入源の準備

計画的にセミリタイアした人のほとんどは、その前から行っている資産運用を継続させて収入を確保しています。

具体的には、投資信託、株式投資、不動産投資などが利用されています。

セミリタイア後の収入としては、こうした投資によるものが多くを占めています。

 

その他、それまで行っていた仕事の知識・経験を活かしたフリーランスや起業、あるいは、勤めていた会社と契約し、継続的に業務委託を受けるようにしているといった例もあります。

これらの仕事がうまく稼働するためには、セミリタイア前から準備を行い、必要に応じて会社内外との関係性を構築しておくことが必要となります。

 

また、上述したように、在職中から副業を行い、それをそのまま継続してセミリタイア後の主要な収入源としている例もあります。

この場合、セミリタイア前の段階で、副業による収入が安定的なものになっていることが望まれます。

 

退職準備

計画的にセミリタイアした人のブログを調査した中では、退職準備で難航した例はほとんど見られませんでした。

どちらかというと、仕事上のストレスにより会社を辞めたいと思っている人の方が、辞めることを言い出しにくかったり、辞めづらい雰囲気であったりという例が多く見られます。

しかし、計画的にセミリタイアした人の場合にはそうした退職時の支障はほとんどなく、すんなりと退職の意向を示し、円滑に辞めている傾向にあります。

 

長年にわたってセミリタイアを計画する中で、退職の適正なタイミングを見計らい、引継ぎ準備などを周到に行った結果なのかと思います。

あるいは、『目標金額に達した段階でセミリタイアを行う』という強いによって、何も躊躇することなく、ひたすら退職手続きを進めたのかもしれません。

いずれにしても、仕事上のストレスで会社を辞めたいという場合とは、精神的なゆとりが違うのだろうと思われます。

 

家族等との話し合い

セミリタイアという経済的に大きな決断を行うにあたり、家族の理解は必要不可欠です。

しかし、計画的にセミリタイアした人の情報を見る限り、ほとんどトラブルになっている例は見られません。

『家族にセミリタイアの計画を話して了解してもらった』ぐらいの、軽い感じの記載がほとんどです。

ライフプランのシミュレーションを行う中で、家族が納得できるような目標貯蓄額を設定しているのかと思います。

 

ただ、ここではあくまでセミリタイアを開始した人の情報を基にしているため、実際には家族に反対されてセミリタイアを諦めた人もいるのかもしれません。

 

また、セミリタイアした人には、独身者が多いという傾向もあります。

独身者であれば、比較的身軽に動くことができるので、自分自身の判断だけでセミリタイアを開始しやすい状況にあります。

むしろ、独身者だからこそセミリタイアという発想をしやすいということなのかと思います。


まとめ ~それぞれの条件に応じた目標額の設定~

計画的にセミリタイアした人が会社を辞める前に行ったことを、貯蓄、情報収集、セミリタイア後の収入源の準備、退職準備、家族等との話し合い、といった視点で整理しました。

 

ここでは、計画的にセミリタイアをしたという括りで見ていますが、実際にはその目標額には大きな差があります。

それぞれのライフプランに応じて、何を優先し、何を犠牲にするかなど、様々なシミュレーションを行い、必要な目標額、あるいは目標時期を検討することが必要と思われます。

 


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