河口湖の人気グルメ『割烹 七草』を紹介します。
マスの炊込みご飯を最後は出汁(ダシ)でお茶漬けにする『富士まぶし』が絶品です。
場所
『割烹 七草』は、河口湖大橋の通りを大橋から富士山方向(南方向)に1.5㎞ほど進んだ左側にあります。
河口湖町役場の道路向かいになります。

© OpenStreetMap contributors
道路沿いに、淡い緑の看板があります。
店の前が駐車場になっているため、建物は多少奥まっています。
駐車場は建物の裏側にもあり、合計で20台程度駐車することができます。

割烹七草の看板と駐車場
店の様子
店は二階建ての和風の建物です。
入り口部分が階段状になっていますが、建物の横にスロープがあり、そこから店内に入ることもできます。
何の事前情報もないと少し入りにくい感じはありますが、入ってしまえば庶民的で落ち着く店です。

割烹七草外観
店内には座敷席24席、イス席16席、カウンター席4席があります。
前回来店した時には座敷席を利用したのですが、今回はイス席を利用しました。
座敷席の方が旅館みたいで雰囲気は良いのですが、ベタ座りは疲れるのでイス席にしました。

イス席の様子
営業時間は、昼が11:30~14:00、夜が17:30~21:00です。
定休日は水曜日ですが、4名以上の予約であれば受けてもらえるようです。
メニュー
旅館の料理並みのボリュームがありますが、『富士まぶしミニ懐石』や『鯛茶漬けミニ懐石』がおすすめです。
『富士まぶし』は、マスの土鍋炊き込みご飯です。
そのまま食べるのも良いのですが、お茶漬けが最高に美味です。
その他、茸や人参、筍、昆布などを餅の中に入れて揚げ、大根おろしとダシのよく利いた特製の汁で味わう『七草揚げ餅』や『鯛茶漬け』などが人気のメニューです。
なお、『七草揚げ餅』は、懐石のセットの中にも含まれています。
また、予約限定ですがコース料理もあります。
『富士まぶしミニ懐石』、『鯛茶漬けミニ懐石』は以下のような内容になっています。
【富士まぶしミニ懐石 ※2名から】
- 先付け
- 馬刺し(刺身に変更可)
- 七草揚げ餅
- 焼き物
- 南瓜饅頭べっ甲餡かけ
- 富士まぶし
- 甘味
【鯛茶漬けミニ懐石】
- お通し
- 季節の刺身二種盛り
- 七草揚げ餅
- 季節の焼き魚
- 南瓜饅頭べっ甲餡かけ
- ハーフ鯛茶漬け
- 甘味
その他、セット物としては、『七草御前(七草揚げ餅、焼き物、煮物、生湯葉、ご飯、味噌汁、小鉢、お新香)』や『月御前(七草揚げ餅、お刺身、煮物、生湯葉、ご飯、味噌汁、小鉢、お新香)』などがあります。
なお、『富士まぶし』というのは、地域の名物料理として考えられたもので、河口湖周辺では『割烹 七草』以外の数件の店舗で同様のメニューが出されています。
『富士まぶし』の定義は次のようになっています。
定義1:「炊き込みご飯で食べる」「薬味を入れて食べる」「出汁をかけてお茶漬け風に食べる」という3つの食べ方が楽しめること
定義2:富士山の伏流水育ちの鱒(ニジマスorヒメマス)を使用すること
定義3:富士山麓の旬の味覚を取り入れた薬味を添えること
この日のオーダー
この日は、富士まぶしミニ懐石と山梨県産白ワインをボトルで頼みました。
なお、山梨県産ワインは、その日によって銘柄が違います。
今回頼んだのは、イケダワイナリーの『樽塾甲州』です。

白ワイン、刺身、湯葉
この日の先付けは湯葉でした。また、馬刺しと刺身の選択は、刺身を選びました。
七草揚げ餅、焼き物(ブリ)、南瓜饅頭べっ甲餡かけは下の写真のような形で順次提供されます。
焼き物は、日によって変わります。

七草揚げ餅、焼き物(ブリ)、南瓜饅頭べっ甲餡かけ
そして富士まぶしです。
土鍋に入ったものを、店の人が混ぜて提供してくれます。

富士まぶし
薬味もいろいろ付いています。
まずは炊き込みご飯をそのまま食べ、いろんな薬味を加え、そしてお茶漬けにするというのがおすすめの流れです。

薬味、炊き込みご飯
ただ、お茶漬けが圧倒的に美味しいので、そこがメインかと思います。

お茶漬け、甘味
そして最後は甘味です。甘味も日によって違います。
以上、河口湖の人気グルメ『割烹 七草』を紹介しました。
団体客などがあると入れないこともあるので、予約をした方が確実だと思います。
コメント