引越しに伴い、ソファを買い替えました。
今まで使っていたものが劣化してきたのに加え、そのサイズが比較的大きくて新しい住居に運び込むのが大変そうだったため、引越しを機に新しいものにすることにしました。
選んだのは、ニトリの2人掛け電動リクライニングソファ『グラッゼ』です。
店舗をいくつかまわり、いろんなソファに座ってみて、もっとも心地良さそうなものを選択しました。
家に届き、自分で組み立て、実際に使ってみた状況を紹介します。
ソファ選択の条件
新しくソファを購入するにあたり、次のことを条件としました。
- 2人掛けで150cm以下の幅とする。
- 納入時の必要間口サイズは70cm以下とする。
- リクライニングができるものとする。
- 色は黒とする。
- 予算は10万円程度以下とする。
2人掛けで150cm以下の幅とする
引越し先のスペースがそんなに広くないため、必要最小限の2人掛けのものとしました。
また、配置しようとしている場所のほか、今後テレビとソファの位置を入れ替える可能性があることも考慮し、その場所に納まる150cm以下の幅のものを選択することにしました。
搬入時の必要間口サイズは70cm以下とする
今回、買い替えを行う理由のひとつになったのが、元々使っていたソファでは引越し先の玄関を通るのが厳しそうだということでした。
また、玄関だけでなく、配置場所まで運んでいくためには、家の中で直角に曲がらなければならない箇所もあり、そこを安全確実に通過できるものとする必要もありました。
その条件として、搬入時の必要間口サイズが70cm以下である製品とすることにしました。
リクライニングができるものとする
ソファは、できるだけくつろげるものにしたいと思い、事前調査としていくつかの店舗でいろんなソファに座ってみました。
その結果、リクライニングができるソファの方が圧倒的にくつろぐことができたため、リクライニング式のものを選ぶことにしました。
色は黒とする
家具については、できるだけ白や黒の色のものを選択し、シンプルな部屋づくりをしたいと思っていました。
そういった意味では白も『あり』なのですが、白は汚れが目立ち、手入れが大変そうなので、黒を選ぶようにしました。
予算は10万円程度以下とする
10万円という金額は、単にキリが良い数字なのでそれを目安としたものです。
ただ、引越しに合わせて新しく買いそろえるものであり、また、リクライニングという条件を付けたこともあるので、個人的にはそれなりに奮発した金額を予算としました。
選択したソファ
上記条件を基に検討した結果、最終的にニトリの『グラッゼ(BK)』を選択しました。
なお、(BK)は革張りの製品で、そのほかに布張りの(GY)という製品もあります。
サイズ
『グラッゼ』には2人掛けと3人掛けの商品があり、サイズは以下のようになっています。
- 2人掛け:幅138cm×奥行91cm×高さ100cm
- 3人掛け:幅191cm×奥行91cm×高さ100cm
3人掛けの場合は、真中の部分の背もたれを前方向に折りたたむとテーブルとなり、2人掛け+テーブルとして使うこともできるのですが、これだと幅が150cmを超えてしまうので諦めました。
2人掛けの場合は、幅が138cmとコンパクトなので、十分に予定の場所に置くことができます。
納入時の必要間口
2人掛けの『グラッゼ(BK)』は、納入間口サイズが60cmとなっています。
ただ、梱包サイズは幅77×奥行72×高さ66cmと記載されています
いずれにしても間口幅70cm以下が条件であるため、高さ方向の66cmを間口方向に合わせることにより、搬入は問題なく行うことができます。
梱包は分割されて来ましたが、それぞれの箱は非常に重いです。
ひとりで持ち上げて運ぼうとすると、腰を痛めてしまうと思います。
今回の搬入は、玄関での引き渡しとしてもらったのですが、家の中での移動は、古い毛布を下に敷き、床を傷つけないようにしたうえで、ゴロゴロと回転させながら移動させました。
組み立ては1人でもできなくはないのですが、やはり重さがあるので、2人でやった方が良いと思います。
リクライニング
『グラッゼ』は、電動リクライニングとなっています。
足の位置が腰よりも高くなるので、フルフラットよりもさらに楽な姿勢になります。
その体制になると、もう寝るしかないといった角度です。
リクライニングを倒す場合には、倒す側のボタンを押し続けます。
ボタンを離すとそこで停止します。
起こすときには、同様に起こす側のボタンを押し続けます。
動きは比較的ゆっくりです。
座面は、ポケットコイルスプリングという、ベッドにも使われる筒状のスプリングを使用しており、フィット感のある座り心地となっています。
色
上述のとおり、『グラッゼ』には革張りの(BK)と布張りの(GY)があります。
色は、BKがブラック、GYがグレーです。
黒を色選択の条件としていたというのもありますが、座り心地としても布張りよりも革張りの方が断然良いと思い、BKを選びました。
なお、座った際に体と接触する座面、背もたれ、肘の部分は本革ですが、非接触となる背もたれ裏、足元部分は合成皮革となります。
価格
2人掛けの『グラッゼ(BK)』の価格は、約10万円です。
10万円という予算は、あくまで目安としていたものですが、見事にその額でした。
なお、布張りのGYの場合は、革張りよりも多少安くなります。
『グラッゼ』を使用してみて
実際に『グラッゼ』を使用して感じたことです。
- リクライニングの角度が自由に調整でき、その時々の状況に合わせて心地よい体制をとることができる。
- 特に、最大限にリクライニングを行うと、足が少し上がるぐらいにまで倒れるので、非常にリラックスできる。
- レザーの感触やスプリングの感覚も快適。
- 自動リクライニングの動きがゆっくりとしているため、最も倒した状態から起き上がるまでに多少の時間がかかる。
- 合成皮革の部分なのかと思われるが、使い始め当初は多少の臭いがある。
全体的には、とにかく快適で、買って良かったと思える商品です。
リクライニングソファの購入を考える場合には、有力な候補になるものだと思います。
以上、2人掛けの電動リクライニングソファ/ニトリの『グラッゼ』について紹介しました。
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