吉田のうどんは富士吉田市の名物ですが、富士吉田に隣接する河口湖や忍野などにも『吉田のうどん』を出している店があります。
その中から今回は、河口湖町の『彩花（さいか）』を紹介します。
地元の人気店ですが、観光客の利用も多く見られます。
場所
国道139号のショッピングセンターベルのある交差点を南方向（富士山方向）に300ｍほど進むと、ファミリーマートが左側にあります。
その角を東方向に曲がって100ｍほど行くと『彩花』があります。
『彩花』の位置 © OpenStreetMap contributors
大きな看板はなく、店舗は駐車場の奥にあるため、直前まで行ってようやく店を発見することができます。
建物にも店名の表記はなく、『彩花』と書かれた暖簾と営業中を知らせる小さな看板、そして『うどん』の旗があるだけです。
駐車場の奥に平屋の店舗
しかし、大抵は行列ができているので、そこが『彩花』であることはすぐに分かると思います。
駐車場は店舗前に20台ほどありますが、混雑時はすぐに満車になります。
吉田のうどん
吉田のうどんは、富士吉田市の郷土料理であり、近年は観光客にも人気となっています。
最大の特徴は、コシの強い麺であり、日本一硬い麺だとも言われています。
店によって多少の違いはありますが、吉田のうどんの特徴として、以下が挙げられます。
- コシの強い麺
- 味噌と醤油を合わせた出汁
- 肉は馬肉を使用（一部、馬肉ではない店もあります）
- キャベツが入っている店が多い
- それぞれの店オリジナルの『すりだね』と呼ばれる辛い薬味が置かれている
コシの強い麺もクセになるのですが、味噌と醤油を合わせた出汁がとにかく美味です。
そこに『すりだね』を少し入れると最強の味となります。
店の様子
店舗は極めてシンプルな外観の平屋です。
何の情報もないと、入るのをためらってしまうような建物かもしれませんが、行列ができているのを見ると安心できるのではないかと思います。
店の外観
店内は、座席が８卓のほか、カウンター席が５席ほどあります。
外観の印象とは違い、意外にゆとりのある空間となっています。
店内の様子
営業時間は11：00～14：00、定休日は木曜日です。
吉田のうどん の店の多くは、昼だけの営業になっています。
メニュー
メニューは以下のようになっています。
- かけうどん
- つけうどん
- 月見うどん
- きんぴらうどん
- 肉うどん
- いか天うどん
- ちくわ天うどん
- 冷やしたぬきうどん
- （大盛り･替え玉）
- 鶏そぼろ御飯セット
【トッピング】
- 肉
- いか天
- ちくわ天
- きんぴら
- 玉子（生卵）
- 温泉卵
- キャベツ
【飲み物】
- コーラ
- オレンジ
- ビール
『彩花』のメニュー（2023.7）
うどんの料金は、比較的安い方だと思います。
この日の注文
この日の注文は、『肉うどん＋ちくわ天（トッピング）』と『肉うどん+きんぴら（トッピング）』です。
『肉うどん＋ちくわ天』と『肉うどん+きんぴら』
この店の肉は、吉田のうどんの定番である馬肉ではなく豚肉です。
個人的には、吉田のうどんには馬肉が入っていて欲しいので、少し残念です。
ただ、肉の味付けは他店の馬肉の味付けに近い感じです。
『すりだね』は、他店に比べると辛さが控えめです。
そのためか、スープもややマイルドです。
最近では、吉田のうどんの店をはしごする人も多いようですが、ここも人気店のひとつなので、候補にしてはどうかと思います。
以上、吉田のうどんの人気店『彩花（さいか）』を紹介しました。
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