中古マンションを購入し、リフォーム工事を行いました。
その中で、浴槽が配置されていたバスルームについては、浴槽を撤去し、シャワールームに変更しました。
その状況と費用について紹介します。
マンション購入時のバスルームの状況
中古マンションとして購入した時のバスルームは、タテ、ヨコとも、160cm程度の広さでした。
概ねその半分の面積を浴槽が占めていました。
なお、浴室内には比較的大きな窓がありました。
シャワールームへの変更計画
シャワールームへの変更は、次のように行いました。
- 現況の浴室の面積を約半分にしてシャワールームとする。
- シャワールームとして利用するのは、浴槽の配置されていた窓側のスペースとする。
- 洗い場だったスペースに洗濯機置場を配置する。
なお、洗濯機置場は、元々キッチンの隣にあったものをシャワールームの隣に移動させています。
採用したシャワーユニット
シャワールームは、タカラスタンダードの『ぴったりサイズシャワーユニット』を採用しました。
通常のシャワーユニットの場合には、決まった規格の製品しかないため、特定の場所に応じた製品を入れようとすると、必ずそのスペースよりも小さな製品を選択せざるを得なくなり、無駄な空間が生じてしまいます。
しかし、『ぴったりサイズシャワーユニット』の場合には、シャワールームを配置したい場所の、タテ、ヨコ、間口などの寸法にピッタリ合わせることができます。
また、今回のように窓がある場合でも、その窓をそのまま活かすことが可能です。
もともと、清掃のしやすさなどから、水回りはタカラスタンダードの製品を使いたいと思っていたので、タカラにこういった製品があることは好都合でした。
なお、現場の寸法や形状に合わせてバスルームやシャワールームをつくることができる製品は、この『ぴったりサイズシャワーユニット』以外にはないようです。
シャワールームのリフォームの状況
シャワールームのリフォームイメージは下のとおりです。
リフォーム前は、『少し狭いかな』と思っていたのですが、結局、今まで浴槽があった分の面積が縮小され、洗い場だけの面積になったという感じなので、あまり狭さは感じません。
窓が大きいので、その分、広めに感じるのかもしれませんが、おそらく、もっと狭くても十分に利用できるのではないかと思います。
もともと、浴槽にお湯をためて入るという習慣がほとんどなかったので、浴室の空間を有効活用したかった というのもありますが、他にも浴室をシャワールームにしたことによって下記のようなメリットがありました。
- 浴槽がなくなったので掃除が楽になった。
- キッチン横にあった洗濯機を浴室スペースに移動したので、キッチンが広くなった。
- 温水器を同時に交換した際、その容量を小さなものにすることができたうえに、浴槽への“湯はり”機能が不要となったため、温水器の費用が大幅に抑えられた。
シャワールームのリフォーム費用と工事期間
マンション全体のリフォームを行っているので、シャワールームだけをリフォームする場合と若干の違いはあるかもしれませんが、全体リフォーム費用の中でシャワールームに関わる部分だけを抽出すると、概ね60万円程度でした。
正確に比較することはできませんが、普通に浴槽付きの浴室をリフォームすると、その倍程度かかるということだったので、だいぶ費用を抑えられたと思います。
なお、この中には温水器の交換費用は含まれていません。
工事期間は、既存浴室の撤去・シャワーユニットの組み立て・コーキングの乾燥などを含め、少なくとも3日程度は必要となります。
今回は、マンション全体のリフォームの一部として浴室からシャワールームへの変更を行いましたが、シャワールームのリフォームだけを行う場合は、その前後の準備・調整等も含め、もう少し日数を見ておいた方が良いのではないかと思います。
なお、シャワーユニットの組み立ては、リフォーム会社ではなく、タカラスタンダードで提携している業者が行いますので、基本的には慣れた人が作業することになります。
また、現場のサイズや形状に合わせた形にすることができるタカラの『ぴったりサイズ』は、通常の浴槽付きのバスルームでも同様の製品があります。
リフォームのような限定された条件でのバスルーム、シャワールームの配置には好都合な製品ではないかと思います。
バスルーム、シャワールームのリフォームを検討されている場合は、一度ショールームに行って、具体的な話を聞いてみることをおすすめします。
リフォームの時期がまったく決まっていなくても、丁寧に対応してもらうことができます。
将来に向けて色々と見るだけでも楽しいと思います。
見て、触れて、納得。顧客満足度の高いタカラスタンダードのショールーム
以上、浴槽付き浴室からシャワールームへと変更したバスルームリフォームの紹介でした。
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