洗面台をタカラファミーユにした理由とエリーナ、オンディーヌとの違い

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洗面台をタカラファミーユにした理由とエリーナ、オンディーヌとの違い マンション

 

マンションのフルリフォームを行い、その中で洗面台はタカラスタンダードの『ファミーユ』を採用しました。

 

タカラスタンダードの洗面台には、『エリーナ』、『ファミーユ』、『オンディーヌ』、『リジャスト』、『ウイット』の5つのシリーズがあります。

このうち、『エリーナ』、『ファミーユ』、『オンディーヌ』はホーロー製であり、『リジャスト』、『ウイット』は木製です。

 

ホーローは金属とガラス質が結合した素材で、金属の強さを持ちながら表面がガラス状になっていることから、汚れにくい、湿気に強い、キズが付きにくい、熱に強いといった特徴があり、水回りに適した材料となっています。

今回採用した『ファミーユ』は、ホーロー製品の中では中間の価格帯となります。

 

ここでは、タカラスタンダードのホーロー素材の洗面台である『エリーナ』、『ファミーユ』、『オンディーヌ』の違いと、その中で『ファミーユ』を選択した理由について紹介したいと思います。

 

『エリーナ』、『ファミーユ』、『オンディーヌ』の違い

エリーナ』、『ファミーユ』、『オンディーヌ』の主な違いは、重厚感とカウンター部・ボウル部の素材です。

ここでは、その違いについて整理します。

 

オンディーヌ

オンディーヌ』は、タカラのホーロー洗面台の中では低価格帯となるものです。

オンディーヌ』の最大の特徴は、カウンター・ボウルの素材がホーローであることです。

ホーローは、水回り製品の素材としては非常に優れたものであり、また、基本的にはキズに強いのですが、固いものを落とした場合には表面のガラス部分が破損することもあります。

 

ファミーユ

ファミーユ』は、タカラのホーロー洗面台の中では中価格帯となるものです。

ファミーユ』の特徴は、カウンター・ボウルの素材がアクリル人造大理石であることです。

アクリル人造大理石は、キッチンのワークトップ(天板)にも利用されており、汚れにくく手入れがしやすいうえに固いものを落としても破損しにくい素材です。

ホーローよりも多少高価にはなりますが、安心して利用できる製品と言えます。

 

エリーナ

エリーナ』は、タカラのホーロー洗面台の中では最上位となるものです。

エリーナ』はアクリル人造大理石のカウンター・ボウルのほか、クォーツストーンのカウンターを選ぶことができます。

クォーツストーンは、天然水晶を素材としたもので、高級感のある仕上がりが特徴です。

 

その他の特徴としては、全体的に各部の材料がしっかりしており重厚感があること、間口サイズが豊富なこと、カウンター高さの選択が多いこと、キャビネットの奥行が大きく収納力が高いこと などが挙げられます。

 

『エリーナ』、『ファミーユ』、『オンディーヌ』を選択する視点

タカラのホーロー洗面台『エリーナ』、『ファミーユ』、『オンディーヌ』の特徴を整理すると以下のようになります。

 

基本的には、配置する場所の寸法、あるいはカウンター部・ボウル部の素材が大きな選択要素になるのではないかと思います。

 

『ファミーユ』を選択した理由

今回のリフォームでは、洗面台は汚れにくく手入れがしやすいものにすることを条件として各社のショールームを回り、最終的にホーロー素材とすることを決めました。

また、洗面台の間口は90cmとし、さらにワークトップやボウルの素材は、メンテナンスや耐久性に優れたアクリル人造大理石にしたいと考えました。

こういった条件にあてはまるものは、『エリーナ』または『ファミーユ』となります。

 

ファミーユ』と『エリーナ』を並べて見ると、確かに『エリーナ』の方が重厚感があり、高級な感じがします。

ただ、ホーローやアクリル人造大理石の性能はどちらも変わりはありません。

もちろん、予算的に許せば最上位の『エリーナ』を選択しても良いのですが、そこまでの余裕もなかったので、求める機能を満たした中で費用を抑えられるものにした結果が『ファミーユ』であったということになります。

 

なお、こうした各グレードの違いや組合せについては、タカラのホームページでは分かりにくいところがあります。

そのため、必ずショールームを訪れ、自身で確認することをおすすめします。

リフォームの時期が決まっていなくても丁寧に対応してもらえますし、様々な製品を見て回ること自体が楽しいと思います。


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以上、『エリーナ』、『ファミーユ』、『オンディーヌ』の違いと、その中で『ファミーユ』を選択した理由について紹介しました。


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