ダイキン うるさらXの14畳用(200V)を約20畳の広さに使用した状況

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ダイキン うるさらXの14畳用(200V)を約20畳の広さに使用した状況 マンション

 

マンションのリフォームに伴い、エアコンを入れ替えました。

採用したのは、ダイキンの最上位機種である『うるさらX』の14畳用です。

エアコンを設置したのは約20畳程度の空間ですが、色々と調べた中で、14畳用の機種でも十分に機能するのではないかと思われたため、費用を抑えるために14畳用を選択しました。

また、『うるさらX』としたのは、換気機能と冬期の加湿機能を期待したことによります。

 

ここでは、約20畳の広さに14畳用のエアコンを設置して利用してみた状況と、『うるさらXの加湿効果について紹介します。

 

エアコンの設置環境

エアコンを設置したのは、マンションの南向きの部屋です。

エアコンの設置状況

 

マンションの場合には、一般的に戸建て住宅よりも気密性が高いため、空調の効率は良くなりますが、最近の戸建て住宅は性能が高くなっているので、あまり条件は変わらなくなってきているのではないかと思います。

 

また、当地は冬の寒さが厳しい一方、夏は比較的涼しい地域です。

そのため、基本的には暖房能力を求めてエアコンの導入を行っています。

 

14畳用のエアコンを選択した理由

エアコンの機能について調べている人は、既に様々な情報を見ているかもしれませんが、メーカーが表示している適応畳数どおりにエアコンを選ぶと、性能的に過剰なものになる可能性があります。

実際、エアコンの適応畳数の表示が現代の住宅の実態に合っていないことについては、経済産業省においても課題とされています。

つまり、現在のように断熱性が向上した家では、メーカーが示すエアコンの適応畳数が不適当であることは、国も承知しているわけです。

 

また、エアコンについて調べていると、適応畳数が14畳(200V)と20畳のエアコンは、暖房能力が同じであるといった情報も良く見られます。

これは、14畳(200V)の製品も、20畳の製品も、最大暖房能力が変わらないためであると言われています。

 

例えば、ダイキンのカタログを見ると、14畳(200V)の製品についても、20畳の製品についても、最大暖房能力は12.2kW(暖房能力0.4~12.2kW)と示されています。

さらに言うと、26畳の製品でも最大暖房能力は12.2kWとなっています。

 

これについて、ダイキンのショールームに行った際、本当に14畳(200V)と20畳の製品の暖房性能が同じなのかを聞いてみたのですが、明確な答えが返ってきませんでした。

もっとも、その製品を製造しているメーカーに質問して、14畳も26畳も性能が同一であるという回答が返ってくるわけはありませんが‥。

 

それでも、少なくともマンションにおいては、無断熱の住宅を基にした旧基準での適応畳数に適応させる必要はないと思われたので、最大暖房能力の情報も参考にしつつ、14畳200V)の機種を選択することにしました。

なお、上述したとおり、エアコンは基本的に暖房として利用することをメインとして考えているため、あくまで暖房能力に着目して機種を決めています。

 

ちなみに、2023年時点でのカタログで見ると、『うるさらX』の各機種の定価は以下のようになっています。

  • 14畳用(200V):594,000円
  • 20畳用(200V):737,000円
  • 26畳用(200V):891,000円

こんなにも金額に違いがあるのに、能力に差がないとしたら、14畳用を選ばない理由はありません。

 

うるさらXを選択した理由

ダイキンの『うるさらX』を選択したのは、換気機能加湿機能を有しているためです。

 

換気機能は、屋外から新鮮な空気を取り込むことによって、エアコンを運転しながら室内換気を行うことができるというものです。

また、加湿機能は、加湿器のように自分で給水を行う必要がなく、外の空気中の水分をエアコンが自動的に取り込んで室内を加湿するというものです。

 

約20畳の広さに対して14畳用のエアコンを使用した状況

約20畳の広さに対して14畳用のエアコンを設置した結果、暖房能力として特に問題は感じませんでした

当地は、冬場の最低気温がマイナス10℃以下になる寒冷地ですが、それでもこのエアコンだけで過ごすことができました。

寒い日にエアコンを稼働させていても、連続的に強風運転をしているということはなく、どちらかというと微風運転の時間が長いぐらいなので、暖房能力としては十分に足りているということなのかと思います。

なお、マンションの窓には、断熱のために内窓を設置しています。

 

うるさらXの加湿効果の状況

加湿機能については、残念ながら期待していたほどの効果はありませんでした

エアコンの稼働前後の湿度を何度か測定してみたのですが、外気温が低いせいか、あまり変化はありませんでした。

ダイキンのショールームに行った際も、特に外気温が低い場合には加湿機能は十分に発揮されないと言われていたのですが、実際に使ってみて、確かにそのとおりだと思いました。

 

ただ、今回この記載を行うにあたって再度調べてみると、ダイキンの公式ページに『加湿しない時の設定について』という動画がありました。

それによると、エアコンの風量を強めに設定する設定湿度を『連続』にする、設定温度を高くしすぎないなどによって湿度を上げることができるということでした。

次の冬には、それを試してみたいと思います。

 

なお、我が家は東京電力のエリアにありますが、電気の契約は他の電力会社を選択しています。

東京電力の電気料金と比べると、かなり安くなっていると感じます。

電気料金の節約に関しては、製品の選択はもちろんですが、電力会社の選択といった要素もかなり大きいのではないかと思います。



以上、約20畳の広さに14畳用のエアコンを設置して利用してみた状況と、『うるさらX』の加湿効果について紹介しました。

 


参考:内窓(二重窓)の効果と費用

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