リゾートマンション定住時の共用部(大浴場、プール等)の利用実態

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リゾートマンション定住時の共用部(大浴場、プール等)の利用実態 セミリタイア

 

テレワークの場所として、あるいはリタイア後の居住地してリゾートマンションへの定住を考えている人もいると思います。

リゾートマンションの中には、十分な管理がなされずに廃墟化していくようなものもありますが、人気の高い場所では空き物件が出てもすぐに次の居住者が決まり、高い管理水準が維持されているものもあります。

もっとも、それはリゾートマンションに限らず、一般のマンションでも同じことだと思います。

 

自身の経験で言うと、これまで2ヶ所のリゾートマンションに居住していましたが、そのどちらも管理状態は良好でした。

いずれの場合も定住しており、居住期間は合わせて10年以上です。

 

リゾートマンションで生活するメリットはいくつかありますが、そのひとつは、共用部の施設や管理が充実していることだと思います。

共用部の施設は、それぞれのマンションで違いがありますが、例えば、大浴場サウナプールテニスコートトレーニングルームプレイルームなどといったものが挙げられます。

こうした施設は、自分の趣味や嗜好に合っていれば、非常に有効に利用できるものとなります。

 

ここでは、自身がこれまで2ヶ所のリゾートマンションに定住していた経験を基に、それらの共用施設の管理状況と、それらがどの程度マンション居住者に利用されていたかについて紹介したいと思います。

 

リゾートマンションの共用施設

これまでに居住していたリゾートマンションには、以下のような共用施設がありました。

いずれも使用料は無料です。

 

大浴場

基本的に、ほとんどのリゾートマンションでは、大浴場が付いています。

自分が住んでいたマンションでも、それぞれ大浴場がありました。

 

利用可能な時間、清掃のための休業日、あるいは年末年始・ゴールデンウイーク・夏休み期間中の運用などは、その時々によって多少の変動がありました。

 

サウナ

サウナも、それぞれのマンションに付いていました。

一方のマンションのサウナは、大浴場に併設されており、水風呂もありました。

もう一方のマンションでは、サウナはプールに併設されており、水着で利用するものになっていました。

 

プール・ジャグジー

屋内温水プールも、それぞれのマンションに付いていました。

両マンションとも、プールの延長は15m程度で、プールサイドにはデッキチェアなどが置かれていました。

 

一方のマンションでは、通常のプールの他に、小さな子供が遊べるような水深の浅いエリアがありました。

もう一方のマンションでは、プールの他に温水のジャグジーがありました。

 

プールの運営は、基本的に土・日・祝日のほか、夏休み期間、春休み期間、ゴールデンウイーク、年末年始などの長期休暇時期となっていました。

 

トレーニングルーム

トレーニングルームは、マンションによって呼び方が違い、下記で挙げるプレイルーム、あるいは多目的室と一体化しているところも多いのですが、ここでは運動機能があるエリアをトレーニングルームと称することにします。

 

【トレーニングマシン】

リゾートマンションの場合には、本格的にトレーニングマシンを揃えているところは少ないと思いますが、軽く体を動かすことができる程度の基本的なものを配置しているところは多く見受けられます。

 

自身が住んでいたマンションのうち、一方にはトレーニングマシンはありませんでしたが、もう一方のマンションには、ランニング、バイクなどのマシンが数種類ありました。

トレーナーがいるわけではないので、あくまで利用者が自身で操作できるマシンに限って配置されていました。

 

【卓球台】

卓球台は、トレーニングマシンと同じ部屋の中にありました。

特に、料金制でも予約制でもなく、空いていれば使えるというものです。

ラケットやボールも、借りたい人は管理室に行けば無料で借りることができました。

 

プレイルーム・多目的室

プレイルームや多目的室も、マンションによって呼び方が違い、上記のトレーニングルームと一体化しているところも多いのですが、ここでは運動機能以外のエリアをプレイルーム・多目的室と称することにします。

 

【ビリヤード台】

一方のマンションには、ビリヤード台が2台ありました。

これも、料金制でも予約制でもなく、空いていれば使えるというものです。

もちろん、キューやボールなども無料で貸してもらえます。

 

【麻雀・囲碁・将棋テーブル】

ビリヤード台と同じ部屋内には、麻雀、囲碁、将棋などができるテーブルとその道具が置かれていました。

これも場所、道具とも、空いていれば無料で使えるというものです。

また、麻雀、囲碁、将棋のためではなくても、その部屋自体を自由に遊び空間として使うこともできました。

 

【会議テーブル】

一方のマンションには、15名程度が利用できる会議テーブルが常設されていました。

テーブル近くの棚には、おそらく居住者から寄付されたのだろうと思われる書籍や漫画などが並んでおり、読書空間として利用することもできるようになっていました。

 

コインランドリー・自販機コーナー

コインランドリーや自販機コーナーは、いずれのマンションにもありました。

コインランドリーには洗濯機も乾燥機もあるので、週末や長期休暇の時だけマンションを利用している人にとっては、わざわざ部屋に洗濯機を買いそろえなくても良いことになります。

 

自販機コーナーには、アルコール、ソフトドリンク、タバコなどがありました。

料金は、一般の自販機と同一です。

 

それぞれの共用施設の利用状況

実際に住んでいた時の、上記の共用施設の利用状況は以下のとおりです。

 

大浴場

大浴場は、最も利用者が多い共用施設でした。

基本的に、利用可能な時間帯には、ほとんど誰かが利用しているような状況です。

特に、夏休みや連休には、企業などの保養所となっている部屋の利用者が多くなり、かなり混雑していました。

それ以外の時は、数人程度が常に利用しているという感じですが、ひとりで貸切状態のようなことも時々あり、そういった時は、のびのびと利用できました。

 

なお、浴室内の清掃は毎日行われているほか、循環設備の清掃も毎週されており、外部の調査会社による定期的な水質検査も行われていました。

 

サウナ

大浴場に併設されていたサウナは、利用頻度が高い傾向にありました。

一方、プールに併設されていたサウナは、比較的空いていたように思います。

 

これは、大浴場とサウナの関係性の方が、プールとサウナとの関係性よりも利用しやすいことによるものだと思います。

ただ、家族で一緒にプールやサウナを利用したい場合には、プールに併設されていた方が便利なのかと思います。

 

プール・ジャグジー

プール・ジャグジーは、普段の土・日と長期休暇の時では、利用者数が大きく違います。

普段の週末の場合は、1日の利用者数が数組程度のこともあり、利用する立場からすると非常に快適でした。

一方、夏休み期間などは、浮き輪を持った子供たちがハシャギ回ることも多くなります。

ただ、全体的には比較的利用の密度は少なく、他の利用者と重ならずに貸切状態のようなこともありました。

 

なお、マンションの居住者全体の中で、プールの利用率は必ずしも高くないため、他の施設に変えた方が良いのではないかと言う話が出たこともあります。

しかし、普段プールを利用しない人でも、その存在自体に価値を感じている人が多く、残して欲しいという声が圧倒的でした。

その人自身が利用していなくても、そこにプールがある環境というのがリゾートマンションとしての大きな魅力になっているようです。

なお、いずれのマンションとも、プールは閉鎖的なものではなく、ガラス張りでロビーや休憩所などから中が見えるようになっており、それがリゾート感を演出するものになっていました。

 

トレーニングルーム

トレーニングマシンは、一定の人が一定の時間に利用していると言った感じで、全体としては、利用頻度は高くありませんでした。

比較的利用されていたのは、昼休みの時間帯と夕方で、それ以外の時間帯では、ほとんど利用している人は見かけませんでした。

 

昼休みの時間帯は、見る限り必ずと言って良いほど毎日利用している人がいました。

テレワークなどで仕事をしている人が、昼に利用していたのかもしれません。

 

夕方も、時々ランニングマシンを利用している人を見かけましたが、そちらも定期的に利用している感じでした。

 

いずれの場合も、多数の利用者同士が同じ時間帯で重なるところは見たことがありません(単に見かけなかっただけかもしれませんが) 。

 

卓球台は、週末などに1日あたり数組が利用している状況でした。

卓球は、楽しみながら軽く体を動かすにはちょうど良いので、週に1回程度は利用していましたが、土・日の夕方は他のグループと重なってしまうことが時々ありました。

予約制ではないので、他の人が先に利用していた場合は、一旦部屋に引き返して、時間を改めて利用していました。

 

プレイルーム・多目的室

ビリヤードは、多いときは1ヶ月に1回程度利用していましたが、他のグループと利用が重なったのは、年に1回か2回程度です。

基本的に、普段の週末の場合には、ほとんど他のグループと重なることはないのですが、夏休み期間やゴールデンウイークのような時期には、重なりやすくなります。

 

麻雀・囲碁・将棋テーブルについては、そのマンションに住んでいた期間中、利用している人を見たことはありませんでした。

その部屋の様子は外から見えないので、実際に利用している人がいても、必ずしも分かるわけではありません。

しかし、ビリヤードを利用するためにその部屋に入っても、麻雀・囲碁・将棋テーブルを利用しているのを見かけたことはありませんでした。

あえて、この部屋まで来なくても、自分の部屋を使えば良いということなのかもしれません。

 

会議テーブルは、理事会や総会で定期的に利用されているほかは、利用されているのを見かけませんでした。

ただ、管理員の話によると、マンション内の人たちがそこを利用して、いわゆる井戸端会議をしていることがあるといった話をしていたので、それなりに利用されていたのかもしれません。

なお、普段は15人程度が利用できる会議テーブルの配置となっていますが、総会の時には大量にイスが運び込まれ、50人ぐらいが利用できるようになっていました。

 

コインランドリー・自販機コーナー

コインランドリーは、週末や長期休暇の時だけマンションを利用する人には便利な機能ですが、定住者でも日常的に利用している人がいました。

自室に洗濯機を置いてないのか、あるいは乾燥だけコインランドリーを使っていたのか分かりませんが、仮に一人暮らしの場合ならば、洗濯機を買うよりもコインランドリーを使った方が、かえって効率的なのかもしれません。

 

また、我が家の場合も、室内の工事を行った際に何日か洗濯機を使うことができないことがあったのですが、その時にはコインランドリーを利用していました。

マンション内にコインランドリーがあると、そういった時には非常に便利です。

 

自販機コーナーは、個人的にはあまり使うことはなかったのですが、業者が自販機への補充を頻繁に行っていたので、それなりに利用はあったようです。

長期休暇の時だけマンションを利用する場合などは、自室に飲み物などを置いていないことも考えられるので、そういった人にとっては便利なのかもしれません。

 

リゾートマンション生活は楽しい!

以上、リゾートマンションの共用施設の管理状況と、それらがどの程度マンション居住者に利用されていたかについて紹介しました。

 

リゾートマンション生活は、住みたい場所やそのマンションが持っている機能などが自分にピッタリ合えば、間違いなく楽しいと思います。

もちろん、冒頭に触れたように、管理状態が良くない物件は避けなければなりませんが、それはリゾートマンションに限ったことではありません。

 

テレワークやリタイア後の居住地として、十分に候補となり得るものではないかと思います。


こちらも参照下さい。⇒ 面倒な人間関係を避けた移住場所/リゾートマンション

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