マンションの全面的なリフォーム(リノベーション)を行いました。
その中で、浴室については浴槽をなくし、面積を半分にしてシャワールームに変更しました。
普段から浴槽はほとんど使わず、シャワーだけを利用していたので、実質的には今までも浴室の半分の空間しか使っていませんでした。
そして、シャワールームへとリフォームした際には、その使っていなかった浴槽分の面積を減らしただけなので、極端に狭くなった感じはありませんでした。
しかし、狭さを感じないのは、利用していた面積が変わらないということだけではなく、シャワールームに窓があるためではないか とも感じています。
もし、全面的に壁に囲まれたシャワールームならば、その印象は随分と違っていた気もします。
ここでは、今回リフォームしたシャワールームの状況と、仮に窓がなかった場合のイメージについて示したいと思います。
リフォーム前の浴室
リフォーム前の浴室には比較的大きな窓がありました。
そして窓側に浴槽があり、手前が洗い場となっていました。
リフォームの際には窓をそのまま残し、窓側の浴槽があった部分をシャワールームにしました。
リフォーム後のシャワールームの状況
リフォーム後のシャワールームの状況は下のとおりです。
窓は、外から内側は見えませんが、内側から外は良く見えるようになっています。
シャワーを利用しながら外の風景を眺めることができるのは結構気持ちが良いです。
そして、外を眺めていると、シャワー室の狭さは全く感じません。
特に、昼間の明るい時間にシャワールームを利用するのは、かなり爽快です。
窓がなかった場合のシミュレーション
仮に、今回のシャワールームで、窓をなくしてしまった場合の状況をシミュレーションしてみました。
窓がなくなると開放感が失われ、閉鎖的な感じがします。
また、外の明るさを感じられなくなるので、昼間にシャワールームを利用しても爽快感はなくなります。
しかし、ここに小さくても窓をつくると、まったく雰囲気は変わり、自然に視線も外を向くようになります。
浴室をシャワールームへとリフォームする際、狭苦しくなることを懸念する場合は、窓がその有効な解消手段となり得るのではないかと思います。
マンションの場合には新たに窓を開けることはできませんが、逆に、窓のある場所にシャワールームをつくるというのも、ひとつの方法ではないかと思います。
一方、戸建ての場合には、ある程度自由に配置場所を選ぶことはできると思いますので、浴室をシャワールームにする場合は、小さくても窓を配置することを考えてはどうかと思います。
それでも、どうしても窓の設置ができない場合には、シャワールーム内に大型の鏡を配置し、少しでも広く感じさせるといった方法も考えられます。
ただ、鏡の場合は、こまめに綺麗にしないと水垢で汚れてしまうこともあるので、慎重に考えるところだろうと思います。
なお、今回のバスルームは、タカラスタンダードの『ぴったりサイズシャワーユニット』を採用しています。
『ぴったりサイズシャワーユニット』は、浴室の面積を半分にすることや既存の窓をそのまま利用するといったオーダーに合わせて組み立てることができるので、リフォームには好都合な製品です。
既存の窓がある場所にシャワールームを配置しようとする場合などには、使いやすい製品ではないかと思います。
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以上、今回リフォームしたシャワールームの窓の状況と、仮に窓がなかった場合のイメージについて紹介しました。
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