キッチンのリフォームを行い、およそ1年が経過しました。
採用したのはタカラスタンダードの製品で、キッチン本体が『エーデル』、カップボードが『レミュー』です。
『エーデル』は、タカラスタンダードのホーロー製キッチンの中では、もっとも低価格帯のシリーズです。
一方の『レミュー』は、タカラのキッチンの中では、もっとも高価格帯のシリーズです。
つまり、今回のリフォームでは、低価格帯の『エーデル』のキッチン本体と、高価格帯の『レミュー』のカップボードという変則的な組合せになっているわけです。
『エーデル』と『レミュー』では、確かに重厚感が違います。
ただ、ホーロー素材の特徴である汚れにくさや掃除のしやすさと言った点では、この両者に違いはありません。
ここでは、実際に『エーデル』と『レミュー』を並べて利用して感じたホーローの性能について紹介したいと思います。
タカラのキッチンのシリーズ・グレード
タカラスタンダードのホーロー製キッチンには、『エーデル』、『トレーシア』、『レミュー』の3種類のシリーズがあります。
(その他、木製のシリーズには『リフィット』があります。)
上の表のとおり、ホーロー製のシリーズの中では、『エーデル』は低価格帯、『レミュー』は高価格帯に相当します。
ホーローの機能
ホーローは、汚れに強い、水に強い、キズに強い、熱に強いといった特徴を持つ素材です。
また、ホーローには磁石が付くので、マグネット製品を取り付けることもできます。
今回のリフォームでは、汚れにくく掃除がしやすいキッチンとすることを最優先とし、各社のショールームを見て回りました。
その結果、条件にもっとも合っていると感じたのが タカラスタンダードが扱っているホーロー製のキッチンでした。
『エーデル』のキッチンと『レミュー』のカップボードの組合せとなった理由
汚れにくく掃除がしやすい素材であることからホーローのキッチンを選択したのですが、その中で費用はできるだけ抑えるようにしました。
もちろん、予算があればいくらでもグレードを高くしても良いのですが、残念ながらそこまでの余裕はありませんでした。
そのため、キッチン本体は、ホーロー製でもっとも低価格帯のシリーズである『エーデル』を採用することにしました。
それに合わせ、カップボードも『エーデル』のシリーズから選ぶつもりだったのですが、配置場所の梁の高さの条件から、適合できる製品が『レミュー』にしかありませんでした。
その結果、キッチン本体よりもカップボードの方がグレードが高いという変則的な組合せとなったわけです。
『エーデル』と『レミュー』の質感の違い
『エーデル』と『レミュー』では仕上がりの重厚感に違いがあります。
『エーデル』の表面は平坦な仕上がりになっている一方、『レミュー』の表面は厚塗りされた微妙な表情を持っています。
また、触れた場合に『エーデル』は金属の板の素材感がありますが、『レミュー』はしっとりと手に馴染む感じがあります。
ただ、それらは両者のシリーズを並べて置いてあるから気づくことであり、これがすべて『エーデル』だけで構成されていれば、特にその差を意識することはなくなります。
特に、今回のリフォームでは、カップボードもキッチンもすべて『ホワイト』を選択しているので、色は同一です。
そのため、両者に近づいてじっくりと見たり触れたりしてみない限りは、両者のグレードの違いは、ほとんど気になることはありません。
『レミュー』と『エーデル』のホーローの機能の違い
そして、肝心の汚れにくさ、掃除のしやすさといったホーローの機能の違いですが、『エーデル』と『レミュー』には、まったく差がありません。
どちらも同じように汚れが付着しにくく、簡単に拭くだけでキレイになります。
そのため、ホーローの機能をできるだけ低価格で求めるのであれば、『エーデル』は最良の選択だと言って良いと思います。
ホーローの機能を低価格で求めるなら『エーデル』
『エーデル』に比べ、『レミュー』には確かに重厚感があります。
しかしそれは、両者を並べて比較した場合のことであり、片方のシリーズだけで構成されたキッチンの場合には、意識されないことです。
特に、色がホワイトの場合には、『エーデル』でも『レミュー』でも同色なので、近くでじっくりと見ない限りは、その違いには気づきません。
予算に余裕がある場合には重厚感を求めるのも良いと思いますが、ホーローの機能を低価格で求めるのであれば、『エーデル』はその希望に十分に答えるものであると言えます。
見て、触れて、納得。顧客満足度の高いタカラスタンダードのショールーム
以上、『エーデル』と『レミュー』を実際に並べて利用して感じたホーローの性能について紹介しました。
こちらも参考にどうぞ。 ⇒ ショールームでの確認事項
コメント