過日、マンションのリフォームを行いました。
リフォームの仕様については色々と検討したつもりなのですが、なかなか細かい部分にまで頭が回らず、完成後に失敗したなと思う部分もいくつかあります。
そのひとつが、壁付けのインターホンやスイッチの納め方です。
インターホンは、LDKに新設した壁に取り付けたのですが、特にその仕上がりをキレイにしようという意識が欠けており、使い方だけを考えていました。
しかし、壁に無造作に取り付けられたインターホンやその周辺のスイッチの状態を見て、これは失敗してしまったと思いました。
インターホンなどは、壁を少し窪ませて、その中にキッチリと納まるようにすれば良かったと後から思いました。
壁の一部を窪ませて作り出した空間を『ニッチ』と言いますが、そういったきめ細かい造作をすべきでした。
ここでは、今回のリフォームにおけるインターホンやその周辺のスイッチの状況と、ニッチによるその納め方の例について紹介します。
インターホンやスイッチの設置状況
今回のリフォームの配置は下の図のとおりです。
インターホンやスイッチを設置したのは、廊下からLDKに入る部分の、キッチンの目隠しとして設置した壁です。

インターホンなどを取り付けた壁の位置
インターホンなどは壁の廊下側に取り付けているため、外から入って来たときに、ちょうど正面となる位置に見えることになります。

新設した壁の状況
インターホンなどの設置で後悔したこと
上の写真のとおり、廊下側から見ると、インターホンや照明のスイッチなどは単にそれぞれ必要な場所に取り付けられているだけなので、全体としては煩雑な印象となっています。
また、インターホンには厚みがあるので、横から見ると壁から突出した感じとなり、いかにも『取って付けた』ように見えます。

横方向から見た壁
この壁には、インターホンのほか、3か所分の照明のスイッチやコンセントが取り付けられているのですが、そういった設備はできるだけ壁にスマートに納まるようにすべきでした。
そうした納まりをつくるための一例として考えられるのが、冒頭で記載したような、壁の一部を窪ませて空間をつくる方法(ニッチ)です。
『ニッチ』による納め方の例
『ニッチ』は、インターホンなどの取り付け部に限らず、ちょっとした収納スペースや飾り棚などをつくる場合などに採用されるものです。

『ニッチ』による飾り棚の例
マンションなどで、隣の家との境界のコンクリート壁にニッチを取り入れることはできませんが、今回のように専有部分で、建築の構造や強度に影響を与えない壁であれば造作は可能です。
あまり多用すると掃除が面倒になりますが、壁に何かを取り付けたい場合、あるいは絵やコレクションなどをディスプレイしたい場合などにポイントとして採用すると効果的です。
例えば、今回のように壁にインターホンやスイッチなどを取り付けたい場合、それらがちょうど入る大きさのニッチをつくり、その中に各機器を並べると整然とした印象となります。
下の写真はその一例です。

インターホンやスイッチ類を納めたニッチの一例
こうした手法をうまく使うと、煩雑さが大きく改善されることになります。
次回、リフォームを行う機会があれば、こうした細かい部分にも注意を払いたいと思います。
以上、今回のリフォームにおけるインターホンやその周辺のスイッチの状況と、ニッチによるその納め方の例について紹介しました。
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