マンションのリフォーム行った際、脱衣所に部屋干しのためのランドリーバーを設置しました。
天気に関わらず『常に部屋干し』という人は増えているようですが、ウチの場合もそれに該当します。
一気に乾燥させたいタオルなどは洗濯機の乾燥機能を利用していますが、衣類はハンガーにかけて干しています。
また、浴室の衣類乾燥機を利用していたこともあったのですが、結構電気代がかかるのでやめました。
部屋干しと言っても、リビングの窓際などに洗濯物が並んでいるのは、いかにも『うっとうしい』ので、それは避けたいと思っていました。
そこで、今回のリフォームでは、脱衣所の天井部分にランドリーバー(ハンガーをかけるためのパイプ)を設置し、そこにサーキュレーター(送風機)を置くことによって、部屋干し専用の場所を確保することにしました。
ここでは、今回のリフォームで行った脱衣所へのランドリーバーの設置について紹介します。
部屋干しの問題点
部屋干しの問題として、『邪魔になる』『見た目に良くない』『乾燥するのが遅い』といったことが挙げられます。
これらは、部屋干しをする場所の問題と、乾燥の機能の問題と言うことができます。
逆に言えば、快適に部屋干しを行うためには、これらが解消されれば良いということにもなります。
そのため、リフォームにあたり、部屋干しへの対応として次のことを行いました。
- 脱衣所(洗濯機の近く)に部屋干し用のランドリーバーを設置する
- 部屋干しの場所はリビングから見えないようにする
- 脱衣所に換気扇を設置する
- 脱衣所にサーキュレーターを置く場所を確保する
ランドリーバー
ランドリーバーは、洗濯機を置いている脱衣所の天井に設置しました。
脱衣所のスペースに制約はありますが、その中でもできる限りの幅を確保するようにしました。
ランドリーバーを設置するにあたっては、ハンガーをかけた状態でハンガーが壁に接触しない位置にすること、洗濯物が干してあっても脱衣所内を通行できることなどを考えました。
なお、脱衣所とリビングとの間は、普段はオープンにしているのですが、ランドリーバーは洗濯物を干してもリビング側から見えない位置に設置しています。
また、脱衣所の入口は扉ではなくロールスクリーンとし、閉めた場合でも通気性が確保できるようにしました。

ランドリーバーの設置状況
サーキュレーター
サーキュレーターを置く位置は洗濯機の近くとし、洗濯機と同じ場所から電源を取れるようにしました。
そして、洗濯機の近くにサーキュレーターを置くための棚を設置しました。
サーキュレーターは、できるだけコンパクトでありながら、遠くまで風が届くものを家電量販店で購入しました。

サーキュレーターの設置状況
サーキュレーターによって直接的に洗濯物に風を当てながら、脱衣所内の湿った空気は換気扇により排出するようにしています。
ランドリーバーとサーキュレーターによる部屋干しの状況
脱衣所のランドリーバーで部屋干しを行い、サーキュレーターを回した結果、従来よりもはるかに早く乾燥するようになりました。
部屋干し用の洗剤などを利用している効果もあるのかもしれませんが、ニオイも感じません。
家の中に洗濯物を干していながら、それが邪魔になることもないですし、リビングから見えないので、見た目の悪さも感じません。
また、人が来たときにはロールスクリーンを下ろせば良いだけなので、慌てて洗濯物を移動させる必要もありません。
あえて希望を言うと、ランドリーバーを設置できるスペースがもう少し広ければ一度に洗濯できる量も多くなるのですが、狭いマンションの一角なので、その辺はやむを得ないところです。
従来の部屋干しよりも、大きく改善されたと感じています。
以上、今回のリフォームで行った、脱衣所の天井部分へのランドリーバーの設置とサーキュレーターによる部屋干し専用の場所の確保 について紹介しました。
なお、脱衣所にランドリーバーを設置するスペースがないという場合もあるかもしれませんが、浴槽をあまり利用しない家庭の場合には、浴室の面積を縮小してシャワールームだけにすれば脱衣所に余裕ができることも考えられます。
下記も参照下さい。⇩⇩⇩
コメント