無垢材の床鳴りの補修と壁紙の張替え/リフォームのアフターフォロー

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無垢材の床鳴りの補修と壁紙の張替え/リフォームのアフターフォロー マンション

 

マンションをリフォームして約1年が経過しました。

床や壁はできるだけ自然素材を使いたいと思い、床にはパインの無垢材を、壁にはパルプの壁紙を採用しました。

 

リフォーム当初は、特に気になるところもなく生活していたのですが、10ヶ月ぐらい経過した段階で、トイレの床が少し『ギシッ』と鳴るようになりました。

馴染んでくれば、また音は消えるかなと思い、しばらくそのままにしていたのですが、1ヶ月程度たっても鳴り続けていたので、リフォームをした会社に連絡しました。

 

そして、床の状況を見てもらったところ、表面に使用している無垢材ではなく、その下地となっている材料が軋んでいるらしいということでした。

そのため、一旦、表面の床材を剥がして、下地材を固定し直してもらうことにしました。

 

以下、その床鳴りの補修と、それによって派生したパルプ系壁紙の張替えについて紹介したいと思います

 

無垢材の床鳴りの補修

床鳴りの状況

リフォームの際、家の中の床は基本的にトイレも含めて無垢のパイン材を採用しました。

リフォーム直後は、当然ですが床鳴りはなく、しばらくは何の問題もなく利用していました。

 

ところが、10ヶ月ぐらいが経過した段階で、トイレの床の上に立つと、小さな音がするようになりました。

最初は、本当に小さな音だったので、そのままにしていたのですが、だんだんその音が大きくなっていきました。

それでも、音はそのうちに消えてしまうかもしれない などと思っていたのですが、そんなことはなく、むしろ音は数ヶ所で聞こえるようになりました。

床鳴りの位置

 

リフォーム工事を行った会社への連絡

経年劣化によって床鳴りが発生することは当然ありますが、リフォームを行ってからまだ1年も経っていないので、リフォーム工事を行った会社に来てもらうようにしました。

 

なお、リフォーム工事を依頼したのは、リフォームの専門会社ではなく、地元の設計会社です。

マンションリフォームの実績もある会社ですが、どちらかというと、この地域で新築の戸建住宅を中心に手掛けている会社です。

 

そして、その会社に状況を見てもらった結果、表面の無垢の床材ではなく、その下の下地材が鳴っていることが分かりました。

そのため、後日改めて床を剥いで、下地材の固定からやり直すことになりました。

 

床の補修

まずは、トイレ本体を取り外して別の場所に仮置きしました。

そして、床鳴りが発生している範囲の床材を1枚ずつ剥がし、下地が軋んでいる部分を探していきました。

床材の撤去

 

なお、補修工事は、そんなに大きな音はしないということだったので、階下の部屋の人には、特に事前に何も言わずに工事を始めました。

しかし、実際に工事が始まってみると、明らかに下の部屋に響くぐらいの音が発生していたため、慌ててその部屋の人に工事を行うことを説明しに行くことになりました。

 

工事業者の『そんなに大きな音はしない』というのと、住んでいる人にとっての『そんなに大きな音はしない』というのでは、感覚的に大きな違いがあるのかもしれません。

 

その後、下地が軋んでいた部分を特定し、その部分をしっかり固定しました。

そして、床を剥がした部分に新しい無垢のパイン材を張り直しました。

最後に、張り直した部分の塗装を行い、仮置きしておいたトイレ本体を戻し、補修は終了となりました。

水道設備業者と大工工事業者が交互に作業をする形になったので、ほぼ1日がかりの作業となりました。

 

パルプの壁紙の張替え

床補修後の壁紙の状況

床の補修が終わったのは良いのですが、その工事のおかげで壁紙がかなり汚れてしまいました。

壁紙については、トイレを含め、すべての場所で自然素材のパルプの壁紙を使用したのですが、この素材はビニールクロスのように雑巾で強く擦ることができないので、汚れが落ちにくいという弱点を持つものでもあります。

そのため、水を含ませたメラミンスポンジ(激落ちくんみたいなもの)などでポンポンと軽くたたきながら汚れを落とさなければなりません。

壁紙の汚れ

 

しょうがないので、しばらくメラミンスポンジでたたき、ある程度汚れを薄くしました。

しかし、やはり完全には落としきれません。

また、汚れが広範囲に広がっていたので、その跡がどうしても気になる状況でした。

 

リフォーム工事を行った会社へ再度連絡

本当は、壁紙工事のために再度家の中がバタバタするのはイヤだったので、自分でキレイにできるのであればそれで済ませたかったのですが、ダメでした。

再びリフォーム工事を行った会社へ連絡し、汚れた部分の壁紙を張替えてもらうように依頼しました。

 

なお、このパルプ系の壁紙は、張るのが結構難しく、専門の業者でなければ対応できない作業になります。

そのため、張替えに来てもらうまでには多少時間を要しました。

 

壁紙の張替え

壁紙の張替え作業は思っていた以上に大変そうなものでした。

リフォーム工事の際には、すべての壁と天井にこの素材を使用したのですが、トイレだけでもこんなに大変なのに、よく家中を張ったものだと感心しました。

もっとも、トイレという狭い空間の方が、かえって作業がやりにくいのかもしれません。

 

まずは、汚れた壁紙を撤去するのですが、壁の汚れた部分たけをカットして新しく張る壁紙とつなぎ合わせるのかと思いきや、そうではなく、すべて撤去していました。

その方が、かえってやり易いようです。

汚れた壁紙の撤去

 

しかし、トイレ内の壁紙を剥がすだけでも結構大変なようで、それだけで数時間かかっていました。

もっとも、リフォーム時には壁紙を張った後に棚やコンセントなどを設置しているので、壁紙をすべて撤去するためには、一旦、それらのものを外す必要があり、そういったところにも時間を要していたようです。

 

壁紙を全面的に撤去した後は、その面をできるだけ平坦にし、新しい壁紙を張る作業に入ることになります。

壁紙を張る作業は、まずその壁の面よりやや大きめのサイズの壁紙を一旦仮止めし、それから中の空気を押し出して密着させていくという手順になります。

そして、端部をカットし、形や大きさをピッタリと合わせていきます。

この、空気を押し出していく作業や端部の形を合わせる作業が結構大変そうで、やはり、トイレという狭い空間でそれを行うのが少しやりにくそうな感じでした。

 

そんなこんなで、それでも半日程度ですべての作業が終わり、元通りのキレイな壁が出来上がりました。

結果的には、約1年間使った壁紙がリニューアルされたことになりました。

壁紙の張替え後の状況

 

リフォーム後のアフターフォローについて

今回のリフォームでは、地元の設計会社に依頼していたため、こうしたアフターフォローについても抵抗なく対応してもらうことができました。

一般的に、リフォームのアフターフォローの期間は、1年程度となっている場合が多いようですが、今回依頼した会社では、特に期限を設けずに、工事による不都合に対しては、適宜対応するというスタンスをとっています。

いわゆる地元密着型の対応ですが、工事による不都合なのか、日常的な使用による不都合なのか、時間が経つにつれ分かりづらくなるという問題はあるのかもしれません。

それでも、少なくとも1年以内に発生したような不都合に関しては、アフターフォローとして対応するのが、地元の会社として信用を得ていくためには必要なのだろうと思います。

 

リフォーム会社の中には、こうしたアフターフォローが不十分でトラブルになるような事例もあるようですが、どんな工事であっても、完成後に必ず何かの問題が発生することは想定しておいた方が良いのだろうと思います。

リフォーム会社を決める際には、アフターフォローの期間や対応範囲などについても十分確認しておいた方が良と思います。



以上、床鳴りの補修と、それによって派生したパルプ系壁紙の張替えについて紹介しました。

こちらも参考にどうぞ ⇒ 無垢の床材/良かったことと後悔


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