リフォームでの失敗で挙げられる代表的なものに、コンセントの位置に関するものがあります。
その主なものは、『必要な場所にコンセントがなかった』というものや『この場所では使いにくかった』といったものです。
必用数の確保という意味では、とりあえず各部屋に複数のコンセントを設置しておけば何とかなるのかとは思います。
ただ、位置に関しては、事前に十分に利用条件を考えておくことが必要となります。
ここでは、先日行ったリフォームの中で、『特にこの場所にコンセントを設置して便利だった』というものについて、ピックアップして紹介したいと思います。
掃除機を収納する棚の中
現在、掃除機は充電式のスティックタイプのものを使用しています。
そして、普段は収納棚下段の専用の置き場所に収納しています。
掃除機については、当初から充電式を使うことを前提にしていました。
また、その他の掃除用品と一緒に扉付きの棚の中に収納することを決めていました。
そのため、その収納棚の中にコンセントを設置しました。
掃除機などの掃除用具は、普段見えない場所に収納しておきたいですし、掃除機は常に充電しておきたいので、収納棚の中にコンセントがあるのは非常に便利です。
当然、ルンバのような掃除ロボットの収納場所としても適しています。
仮に、今は充電式の掃除機を使っていなかったとしても、将来的に利用する可能性は高いと思いますので、リフォームの際には収納棚の中にコンセントを設置しておくことをおすすめします。
キッチンのワークトップ(天板)の上
今回のリフォームでは、キッチンをアイランド型としています。
アイランド型キッチンのデメリットのひとつは、手元にコンセントがないことだとも言われています。
アイランド型でも、コンセントをキッチン本体に組み込める製品はあるのですが、今回採用したキッチンではそれができませんでした。
しかし、手元にコンセントがないのは明らかに不便なので、製品の中に組み込むのではなく、後付けでキッチンにコンセントを取り付けることにしました。
コンセントの取り付けは、キッチン本体を一旦配置してから、その背面に配線を這わせ、ワークトップ(天板)上に固定したコンセントに接続させることによって行いました。
結果的には、配線は思ったほど目立つことはなく、設置して正解でした。
やはり、最近のキッチングッズは電源を必要とするものが多いので、手元にコンセントがあると圧倒的に便利です。
また、キッチンの横にダイニングテーブルを配置しているので、そのテーブルの上でホットプレートなどを使う際にも、キッチンのコンセントは役立っています。
なお、キッチンのワークトップ上に設置したコンセントは、水ハネや油ハネを防止するために、蓋付のものにしています。
キッチンの収納カウンターの上
キッチンの収納カウンターには、もともと既製品のユニットにコンセントが内蔵されていました。
コンセントが内蔵されているのは炊飯器などを置くスライド棚の奥の部分であり、炊飯器を使うのには便利な場所ですが、カウンター上に置く電子レンジなどを使うのにはあまり適した場所ではありません。
カウンター上の電子レンジのコードがコンセントまで届かないわけではないのですが、コードがカウンターを回り込む形になり、煩雑な感じになってしまいます。
そのため、電子レンジなどの電源用のコンセントは、カウンターの上に設置しました。
コンセントをカウンターの上に設置したことによって、電子レンジはコンセントの直近に配置することができるようになりました。
それにより、電子レンジとコンセント間のコードはほとんど見えなくなり、スッキリとした収納カウンターとなりました。
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以上、リフォームの中で、特にコンセントを配置して便利だった場所についてピックアップして紹介しました。
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